前回、大型家具の処分方法にはジモティーがおすすめな理由をお話ししました。
⬇︎大型家具の処分方法を解説⬇︎
ミニマリスト的!大型家具の処分方法はジモティーが最強だと思う。
我が家のキッチンにデカデカと鎮座していた食器棚。
こちらをジモティーに出品することを決意しました。
今回は、実際に大型家具を売ったジモティー体験談を踏まえつつ、実際の流れや取引方法、注意点をお話しします。
- ジモティーを利用して大型家具を処分してみたい方
- ジモティーを使いたいけど不安な方
そんな方には役立つ情報があるのではないかな、と思います。
- ジモティーの利用方法や取引の流れを解説
- 実際に取引した場合の注意点やトラブル回避の方法を紹介
大型家具を手放したい方にとっては、同じような疑問も出るのではないかと思います。
「あげる」と言われても自分の要らないものは貰わない。
何事も簡単にすぐできる方法で、かつ効率的に物事を進めたい!と考える、coconが解説します。
この記事の目次
ジモティーの出品までの流れ
さっそくジモティーを始める手順です。
簡単に説明するとこのような流れです。
- アプリをインストール
- プロフィールの記入、身分証明の提出を行う
- 出品する
出品までは特に問題ないと思いますが、少し説明します。
アプリをインストール
アプリはこちらからインストールもできます。
通知をONにしておけば、やり取りしている方からメッセージが入るとジモティーから通知が入ります。
coconは設定でメールでも通知が来ていたのでちょっとめんどくさかったです。
プロフィール記入、身分証明の提出を行う
プロフィールの紹介文は特にそれほど力を入れませんでした。
(お分かりの通りほぼ何も書いていません)
メルカリは、発送の注意点や実際実物を見るのは取引後になります。
トラブルの元になるので、結構事細かに色々書いていました。
でもジモティーはほとんどの取引が直接会っての受け渡しになります。
身分証明には電話番号(SMS認証)とその他の身分認証があります。
1電話番号(SMS認証)で出来ること
電話番号は、他のユーザーに公開されるものではありません。
ジモティーで身分証明として管理されるものです。
SMS認証をしておかないと、投稿、問い合わせ、返信ができません。
ということは、ジモティーで取引を行う場合、SMS認証だけはしておかなければなりません。
2なぜ身分証明が必要なのか
ここで、不安に思う方もいらっしゃると思います。
絶対はないので、どこまで認証するかは個人の問題になります。
ただ、こういったフリマアプリなど、インターネットを介したコミュニケーションツールでは、「身分証明がある=信頼できる」という気持ちの方が高いです。
自分が身分証明を提出するリスクより、取引の時に危険に合わないメリットを取る方が多いのです。
実際に不安に思う方の相談に対する回答で納得できたのがこの方の回答でした。
ジモティーの会社自体はキチンと運営されている会社です。
身分証認証してる人は多数いるのでそれ自体は問題ないでしょう。
むしろそれを前提としないと怪しい人間やマナーの悪い非常識人ばかりの巣窟となり利用するのを躊躇うと思います。
全てが自己責任です。
一回きりで出品したいなら、SMS認証だけでも可能です。
ただ、SMS認証しかしていない方には、「ドタキャンされた」「音信不通になった」など、トラブルになりやすい傾向が高いです。
ジモティーを使い始めたばかりの方も、ジモティーの利用規約を理解せず始めてしまってトラブルになることも多いです。
頻繁に利用しているユーザーは身分認証を提出していない方や、始めたばかりの方には慎重になるようです。
では、初めて取引する場合はどうしたらいいのか。
信頼を証明するには身分認証になります。
3身分認証の反映まで
身分認証は画像を撮って提出するだけで完了です。
認証にかかる時間は人それぞれのようです。
ただ、何日もかかった方もいるようですので要注意です。
すぐ認証されないから「おかしい!」と思わず待つようにしましょう。
4身分認証2点提出の必要性
身分認証2点は高額商品の取引に必要です。
高額は5000円以上と言われていますが、ジモティー側で明記されていません。
なので、必要になれば提出すればいいかな、と思います。
認証は必要だけど、万が一の自分のプライバシー保護のためにも、必要最低限でいいような気がしますね。
出品する
個人情報などを登録後、さっそく出品します。
出品はトップページから、各種の方法で投稿できます。
出品の際も、上記したのと同じ理由で商品説明もそれほどいらないと思いました。
ジモティーのやり取りはまだ少ないですが、ここをしっかり書いている方を見かけませんでした。
coconもやり取りの際には、身分証明と評価数やコメントの方が気になります。
写真はしっかり撮った方がいいですが、アップできる枚数が5枚。
メルカリは10枚アップできるので、詳しい写真をたくさん載せたかったcoconとしては少し不安でした。
と言っても仕方ないので、気になることは全て説明欄に書きました。
思い切って始めたジモティー、出品から取引まで
お金を出して廃棄するしかない。
そんな状況を打破するために怖いなんて言っている場合ではありません。
そう勇気を出してジモティーをはじめました。
もう譲ります…
そんな思いで出品したのです。
出品からやり取りまで
coconはタダで出品しました。
タダでの出品は悪質なユーザーに引っかかったり、トラブルになったりする可能性もあるそうです。
なんでもかんでもタダにするのも良くないのかな、と思いました。
とはいえ、今回のcoconの場合、ものすごく重い物なので、そんなものを気軽に引き取る方もいないと思います。
状況によりけりですが、高額なもの、取引しやすいものはタダにしない方がいいかもしれません。
1お問い合わせが入る
出品してものの10分で初めての方からコメント。
その後も何名かの方にコメントいただきました。
ジモティーの場合は、商品ページにコメントが入るのではなく、メッセージの表示が別にあります。
商品ごとにメッセージがあり、その中でもユーザーごとにお問い合わせが分かれます。
分かりにくくはないですが、メルカリ使用歴が長いと、やり方が違うのでいつも商品ページを開いてしまいます。
2取引する方を決める
何名かお問い合わせを頂いたら、誰と取引するか決めます。
とは言っても、全員同時にお問い合わせが来るわけではないので、最初にお問い合わせが来た方になるのは必然かと思います。
慣れた方では、お問い合わせが数件来るまで待機し、その中から選んだりもするようです。
ただ、メッセージ機能は既読表示が入るので、メッセージを見たら相手に分かります。
また、最初の方とやり取りしていて、次にお問い合わせが来た場合。
次の方の方が条件が良いから、と途中で理由もなく断るのもなかなか無理な話ですよね。
値段交渉があるならそれも可能かもしれません。
coconはタダでの出品だったので、相手の方が信頼できる方であれば別に他の条件もありませんでした。
取引相手が決まった時点で、「受け渡し予定者」に選択します。
すると、他のお問い合わせユーザーには、「他の問い合わせ者と取引中です」と表示されます。
3受け渡し先を決める
初めの方とやりとりして、取りに来てれるということで、夫もいる平日の夜に来てもらいました。
自宅は危険じゃないの!?
あくまでトラブル回避のため、お店や人の多いところで取引しましょうと言われています。
ただ、今回のような大型家具は重いし受け渡しも大変です。
自宅まで取りに来てもらうのが一番スムーズです。
自宅へ取りに来てもらう際の注意点は以下の通りです。
- 自宅の住所は確定してから教える
- 自宅へは極力家族のいる時に来てもらう
これらは死守したいですね。
やり取りで良い感じでも本当に何があるか分かりません。
自宅の住所は取引が確定してから教える
住所を教えるのは普通にメッセージで教えます。
本当に引き渡しが確実となって、日時まで確定した後の方が良いです。
間違っても商品説明に書いてはいけないし、まだ確定していない状態で個人情報を晒すのは危険です。
coconの家は住所が複雑(ナビで調べても分かりにくい)なので、目印になる建物をメッセージで送りました。
後々、明らかな住所が相手のメッセージ内に残るのもいやですよね。
当日、こまめに連絡して家まで誘導しました。
と言っても、目の前の建物を教えているので、すぐ分かりますが。
自宅へは極力家族のいる時に来てもらう
自宅に来てもらう場合、誰か家族も一緒に立ち会ってもらえる方が安心です。
coconも怖かったので、夫のいる時間にしてもらいました。
運よく、相手の方も夜の方が都合いいとのことだったので、スムーズに話は進みました。
自分の希望が通らない時は、交渉を断ってもいいと思います。
何もないことの方が多いですが、トラブル回避は自分しかできません。
その時、他に問い合わせがなくても待っていればまたコメントをいただけます。
金銭の受け渡しについて
金銭のやり取りが発生する場合、支払い方法が2通りあります。
直接取引と、あんしん決済機能サービスに分かれます。
それぞれ処理方法が違います。
直接取引は特に説明はありません。
引渡しの時に金銭をもらうだけです。
ここからは「あんしん決済機能」サービスについて解説します。
1「あんしん決済機能」に要注意
「あんしん決済機能」は出品ページにも(推奨)と書かれています。
メルカリと同じように、ネット上でやりとりするので、実際会った時に金銭のやり取りはありません。
出品の際に選択することができます。
この購入のタイミングをしっかり話し合っていないとトラブルになりかねません。
大抵の方は先に購入してから商品を受け取るのが普通だと思います。
でも、中には催促されるまで支払いしない方もいます。
もちろんジモティーを介しているのだから、もしものことがあってもジモティー側でなんらかの対処はしてくれます。
ただ、信頼し切っていると何かあった時に責任をとってもらえない事態にもなりかねません。
少額だから良いとはいえ、いつまでも支払ってもらえないのは気持ちのいい物ではありません。
最低限、取引の把握はしておくこと
ジモティーサイトには、しっかり購入されてから商品を渡すことが書かれています。
coconの失敗は「始めたばかりで流れを把握してなかった」ことにありました。
coconは幸いにも、わざと支払わない方に当たったわけではなかったです。
しかし、朝の取引から夜になっても購入完了されなかったので、不安になりました。
また、取引完了しないと他の方からもお問い合わせが続いて申し訳なくなりました。
終わったものはさっさと完了したいですよね。
流れを把握していなかったため、相手の方に確認することもなく別れてしまいました。
交渉成立から取引終了までの流れ
交渉成立から取引終了までの流れは次の通りです。
「あんしん決済機能」の場合
- 受け渡しまでに購入してもらう、
もしくは当日受け渡し時にその場で確認ができたら購入してもらう
- 購入後、出品者ページの注文管理に商品が反映される
- 注文管理の画面から「納品完了」ボタンを押す
- 購入者が評価をする
- 出品者が評価をする
- 取引完了
となります。
当日、商品を渡す時に支払いが完了していなければ、きちんと確認することが重要です。
単に忘れているだけかもしれないし、何か払えない事情があるかもしれません。
もしその後に支払ってもらう場合も、いつまでに確認しておくことで、悶々としながら待つ必要がなくなります。
意味もなく待つのは余計なストレスになります。
これはやむ負えない状況の場合に限ったことで、本来は商品を渡す時までに完了することがルールだと思います。
「あんしん決済機能」から直接受け取りへの変更
もし、出品後に「あんしん決済機能」から直接受け取りに変更できません。
その際は、再出品する必要があります。
coconは違う取引で、支払い方法がわからないから直接受け渡しに変更して欲しいと言われました。
一度再出品し直し、コメントをもらうと同じ方と取引ができます。
一度メッセージのやり取りがあれば相手からもこちらのページが分かります。
再出品したものを1から探すという手間はありません。
引き渡し当日、評価取引完了まで
当日は予約時間前から連絡をこまめにくれました。
指定した建物まで来てもらって、車を駐車場に止めてもらいました。
食器棚はめちゃくちゃ重くて、あらかじめ説明文にも書いていました。
やり取りの中でも結構過剰に伝えていました。
案の定、夫と引き取りに来てくたた男性2人で、軽トラックに運び込んでくれました。
そんな感じで手放すにも大変苦労しました。
引き渡しは車への移動のみなので、10分ほどで終了。
金銭のやり取りもなかったのでスムーズでした。
直接取引や、金銭のやり取りがない場合は、取引終了後の評価は簡単です。
出品者が取引終了をすると購入者も評価できるようになります。
この時、特に気にせず評価できたので「あんしん決済機能」のようにどちらが先とかはないように思います。
大型家具の処分はとても大変
ジモティーならほぼ引き取ってくれますが、必ず貰い手が出てくれるかは分かりません。
大型家具、特に重厚な家具は、購入時にはよく検討することをおすすめします。
ジモティーの場合、ほとんどの取引が手渡しのため送料が発生しません。
それゆえ、赤字になる心配がないのが魅力です。
対人恐怖症のcocon、ジモティーはやることはないだろうと思っていましたが…
ジモティーは怖くない
そんな方が多いと思います。
ただ、実際にやってみればみんな普通の人です。
気をつけるのは、以下のことです。
- 自宅で一人で取引しない。
- 人の多いお店などで、人のいる時間に行うこと。
- 評価数や相手のコメントなどを参考に信頼できるか考える。
- ジモティーも身分認証や電話番号登録がある。
変な人に引っかかる可能性はメルカリでも同じです。
ただ、対面するかしないかは大きい。
だから取引するときは慎重に。
メルカリは多用しているけどジモティーは…って方、多いんじゃないでしょうか。
1歩踏み出したcoconの感想。
- メルカリでは売れない、
- 普通に買ったほうが安いプチプラ、
- 送料で赤字になる大型商品、
そのようなものはジモティでタダで譲ってしまう方が懸命かもしれません。
登録や出品の手間はありますが、タダや低価格にするとメリカりよりよほど売れやすくなります。
赤字の心配もないのでおすすめです。
試したいけど怖い…そんな方はぜひ勇気を出して一歩踏み出してみてください。