今回は娘がベッドから落ちた話です。
幸い、大事には至らなかったのですが、頭を打っている(その瞬間を見ていないので憶測)ので、遅れて出てくる症状がないか心配です。
- 赤ちゃんがベッドから落ちた
- 何メートルなら危険なの?
- 元気そうだけど病院に行かなくていい?
今まさにそんな不安を抱えているママやパパに、今回coconの娘がベッドから落ちたことに対する病院の先生の判断を紹介します
otto、5歳の息子、0歳の娘と暮らす平凡な主婦。
日々の些細なことにも気にしたり凹んだりする豆腐メンタル。
かと思えば、信念を強く持ち、何事にも果敢にチャレンジするが飽き性が玉に瑕。
よく言えば芯がある、悪くいえば頑固。
一旦状況が落ち着くと病院に行くかどうか悩みますよね。
病院ではどのような診察だったのかをお話しします。
この記事の目次
赤ちゃんがベビーベッドから落ちた!頭は大丈夫?
赤ちゃんが高いところから落ちることはよくあることです。そして一番心配なのは頭ですよね。
よほどの強い衝撃でない限りCTは撮らない
頭部CTは放射線の被ばく量が多い検査です。放射線被ばくでは発がんのリスクや白血量のリスクがあります。
特に赤ちゃんは、
- 脳はまだまだ成長途中である
- 子どもの放射線に対する感受性は大人より高い
ことなどから、より一層危険性が高いです。
そのため、不要な検査は極力避けるべきであるとされています。
cocon家のかかりつけの小児科の先生もCT検査はしないと仰いました。
どうしても撮る場合は、
- トラックと衝突した
- 2階から落ちた
など、かなりの強い衝撃を受けた場合に限るそうです。
なので、病院の小児科やクリニックに連れて行っても、すぐにCTを受けるようなことはありません。
見えない部分、ましてや脳といえば、体の中でも特に重要な部分だからしっかり診てもらいたいものです。ただし、よほどの症状がない限り、CTのリスクを考えれば撮らない方がいいでしょう。
小児科の診察でわかること
じゃあ、何のために小児科に行くの?
見える範囲での異常や、今後の状況確認のためです。
先生は娘の体を見て特に外傷がないことを確認して、今後の状況の変化で注意すべきことを話してくれました。
他にも、はっきりしたものはありませんでしたが、赤ちゃんの様子も見ていたと思います。(泣いている、ぼーっとしていないか、など。)
今後の状況の変化では、
- 大きなたんこぶができた
- 出血がある
など、大きな変化が出た場合は再度受診が必要です。
さらに、
- 寝てしまう(昏睡)
- 何度も吐く
症状には特に注意しなければなりません。
このように、今、見えている範囲での異常を診断してくれて、今後の状況確認や対策も教えてくれます。
もちろん、ネットでも多数調べていたので、言われることは同じようなことばかりでした。
みなさん、同じじゃないでしょうか。
心配になればなるほど検索魔になっていませんか。
同じサイトを何度も見たり、検索結果の3ページくらいまで読み漁ったり・・・
病院に行って説明されるのは同じようなこと。
もっと言えば、ネットの情報なんかより全然、簡単にしか話してくれません。
それでも、先生は我が子だけを見て我が子の診断をしてくれます。
ネットではわからない誰かの悩みに対する回答を見るよりも、現状の子どもを目の前にして診察してくれた先生の診断が確実なのはいうまでもありません。
注意すべき症状について
coconが気になったのは、今後注意すべき症状について。
寝てしまう・・・意識障害につながるのですが、これって発見が遅れると昏睡状態ってこと!?
めちゃくちゃ怖くないですか??
赤ちゃんなんて、まだまだ寝るのが仕事。9ヶ月に入り、徐々に昼間の睡眠時間が減ってきたとはいえ、寝る日は寝ます。
そんな赤ちゃんが寝てしまうのと、単なるお昼寝と何が違うのか、区別つくのでしょうか。
寝てしまうのと単なる睡眠の違い、私でもわかるのでしょうか?
大丈夫、大丈夫!わかるから〜
先生はちゃんと分かるよと仰ってくれました。
が、家に帰っても不安。。
幸い、その日は特にお昼寝が少なく(それはそれでいつもと違って心配・・・)「寝てしまう」ことが心配になることはありませんでした。
そんな調子ではどれもこれも心配になってしまうので、寝てしまう症状を判断するために、coconなりに判断基準を考えました。
寝てしまう・・・普段と違うのはこんな時?
その基準とは「寝ると起きるのオンオフがはっきりしていれば正常」ということ。
朝寝やお昼寝、夕寝など、大体がご飯を食べた後や授乳の後の入眠。
もしくは抱っこを要求してきてぐずりながらの入眠。
こういうのはいつもの反応だし、眠いんだろうなとわかります。
そうではなくて、ぐずって抱っこを要求してこなくても寝てしまう。
遊んでいるのに寝てしまう。
隣についていなくても寝てしまう。
隣にいてついていなくてもいつにまにか寝ている時はたまにあります。
ただ、その前に構ってあげられずすごく泣いているなど何かしら体力消耗していることがほとんどだと思います。
本当に何もしていないのに寝てしまう・・・
新生児でもなく、生後1年もたたない赤ちゃんにはあまりないことではないでしょうか。
夜はどうする?夜の昏睡はわからない
日中は活動しているので眠ってしなう症状がわかりますが、夜はどうでしょうか。
本当に寝ているのか、昏睡に陥っているのか。。。
もうこれは素人にはわからないです。
それも経験もしたこともないから、通常の眠り方とは違うのかもわからない。
coconは事故当日は心配しながらそばについているしかできず、眠れぬ夜を過ごしました。
(ウソです。いつもより控えめですが寝てしまいました・・・爆;)
幸い娘はまだ夜間授乳が2回ほどあるので、その時に生存確認ができました。
まあ、昼間の様子を見ていても元気か普段と違うかはある適度分かります。
昼間にいつもと違う様子がなければ多分大丈夫なのでしょう。
急に意識障害が出ることはないのかな。
先生はこれについても、特に注意されませんでした。
だから、現時点で目立った外傷や症状がなければ、ほとんどの場合大丈夫なのだと思います。
いつまで様子見?元気だと忘れてしまう
脳や体の内部の臓器に異常があった場合、すぐには見える症状としては現れず、遅れて出てくることも多いです。
だから、しばらくは慎重に様子を見るべきです。
でもこの「しばらく」って?
- 何も症状がないかしばらくは様子を見る
- しばらくの間は安静にする
ネットの情報では、2〜3日とか、1週間、長い場合だと2〜3ヶ月とも書かれています。
娘の先生は、1週間適度と仰っていました。
2〜3ヶ月って・・・普通に元気だったら絶対忘れてる(汗;
2〜3日は多分どんな人でも心配で、あまり動かしたりハードスケジュールでお出かけしたり橋ないでしょう。
2〜3日でも十分みたいですが、まあ、1週間も大事をとっていればきっとその後はほぼ心配ないのでは?
ただ、脳に異常があったら激しい動きは症状を悪化させるリスクもあります。
初めのうちは特に慎重に、安静に気を付けておくほうが安心ですね。
赤ちゃんが高い場所から落ちて危険な場合とは
娘が落ちたベビーベッドの高さは1mちょっとありました。まあまあ高い。
そして落ちた先はフローリングです。
1mを超える高さからの転落は危険?
ネットには1mが判断基準のように「1mを超えていなければ大丈夫」と書かれているサイトが多いです。
娘の先生は、1mと聞いても特にびっくりもしませんでした。
そう、1mって言っても、じゃあ1mを超えたらすぐ重症に至るほどの怪我をするかと言ったら必ずしもそうではないのです。
1mの高さではなくても、打ちどころが悪かったり、その時の赤ちゃん自身のコンディンションだったり、周りの状況や赤ちゃん自身でも色々変わってくるはずです。
だからやっぱりネットの情報だけで判断せず、行けるのであれば先生にちゃんと見てもらって診断してもらうほうが安心です。
6ヶ月未満の赤ちゃんの転落は注意
赤ちゃんでも月齢でかなり状況は変わります。
娘はもう9ヶ月。頭の成長も進み、頭蓋骨も硬くなりつつあります。
一方、生後6ヶ月ごろまでは頭蓋骨が柔らかく薄いため、ちょっとした高さから落ちただけでも大きな衝撃を受けてしまうので注意が必要です。
脳に強い衝撃を受けると、脳内出血など重症になるリスクも高くなります。
なので、6ヶ月までは本当に転落には注意しなければいけません。
生後6ヶ月というと、まだまだ自分では動いたり移動できない赤ちゃんがほとんどです。
でも寝返りしたりハイハイし始める子もいます。
安全な場所を作るには限界がある
もちろん危険な環境で子育てをする人はいません。
ただ、安全を考えて部屋の配置や赤ちゃんの居場所を作っているからこそ、そこに信頼しきってしまうと危険です。
考えもしないことが起こることが、絶対ないという状況はないと思っておくべきです。
coconはズボラなので、正直、赤ちゃんに安全な環境は作れていません。
ましてや、上の息子がいるとどうしても小さなおもちゃが転がっていたり、息子自身が危なかったり。
それも完全に阻止することは無理に等しいです。
後悔しないように自分の気持ちだけは常にしっかり
そのような状況で危険を回避するためには、常に自分がしっかりしておくこと。
常に、最悪の状況を想像しながら動いています。
「ちょっとだけだから」とか「めんどくさいから」とかで、気づいたら娘を長めに一人にしてしまったり、いろんなことを同時にしようとしたり、、、
しがちですが、極力思いとどまることに努めています。(せっかちなのでバタバタしていますが・・・)
効率悪いな。とか考えてしまいますが、そもそも子育ては効率が悪いもの。
自分の思うようにもいかないもの。
まだまだできていないことの方が多いcoconですが、子どもたちといるときは割り切って、しっかり向き合っていこう。
ベッドから転落!今後の対策も重要
さて、今回娘はベッドから転落しましたが、数日間様子を見ている中では特に目立った症状は出ていません。
安心するとともに、再び同じようなことが起こらない対策をしなければなりません。
すぐにしたのは、ベビーベッドの高さを下げました。
cocon家のベビーベッドは折りたたみ式で、ベッドの部分を落とすことができます。
下に降ろしてしまうことで、乗り越える心配はありません。
落とすと、娘をベッドに寝かせたりベッドから出したりするのがちょっとしんどいのですが、もうこれからはどんどん乗り越えようとしてくるのが分かりきっています。
他の転落の可能性として2階の階段。
まだ部屋の扉を開けることはできませんが、cocon家の扉、締まりがゆるい・・・
何度かネジを締め直して入るのですが、すぐに緩まります。
扉に寄りかかっただけでも、閉まっている扉が結構簡単に空いてしまうのでとても危険。
もし、coconが先に降りていて、息子やottoが寝ている早朝、誰も気づかず娘が扉に近寄ったら・・・
考えただけでもゾッとします。
考えて心配になっているうちに対策しよう!ということで、早速柵を買いに行ってこようと思っています。(今日)
事故やヒヤッとする出来事は、子育てしていると必ず起こります。
できるだけ避けたいものですが、もし何か起こって子どもが怪我してしまったら、それは改善のチャンス。
徹底的に危ないことを改善して、2度と同じような事故が起こらないように。
そして、他にも危険がないか考えられるチャンス。
今回はまだ階段しか思い浮かんでいませんが、子どもを車に乗せる時とか、お風呂に入れる時も転落の危険があります。
防げることはしっかり防ぎ、あとは、日常でいかに自分がしっかり子どもたちを守れるか。
今回の娘の転落事故は久々に怖い出来事だったけど、また初心に戻るきっかけになりました。