ミニマルな暮らしを始めると食事にもこだわるようになるかたが多いです。
そして食にもミニマルな考え方をしています。
よく耳にするのが、以下のようなことではないでしょうか。
- 食の固定化をする(毎日のメニューを同じにする)
- 1週間分をまとめ買いする
- 作り置きをする
ただ実際には、人それぞれ、食材を、食費を、時間をミニマルにする方法を色々持っています。
これからミニマルになりたいかたにとって、参考になることもたくさんあると思います。
その点で注意することは、家庭形態や家族構成、生活スタイルは人それぞれ違うということです。
参考にするのであれば、あなたと同じような家庭のミニマリストのかたを参考にするようにしてください。
この記事では以下のようなかた向けのミニマルな食の固定化について紹介します。
- 家族持ち
- ズボラなかた
- 仕事や育児が忙しいかた
- 料理にそれほど手間をかけたくないかた
- 健康志向のかた
- ありがちな食の固定化のデメリットな側面を解説
- もっと簡単!管理しない食の固定化を紹介
- 簡単に始めるキッチンのミニマル化のススメ
食の固定化もミニマル化も、自分にあった方法でやって行くことが大事です。
「あげる」と言われても自分の要らないものは貰わない。
何事も簡単にすぐできる方法で、かつ効率的に物事を進めたい!と考える、coconが解説します。
この記事の目次
ありがちな食の固定化のデメリットな側面を解説
まずは、よく言われている食の固定化について考えるデメリットを解説します。
- 食の固定化をする(毎日のメニューを同じにする)
- 食事の回数を減らす
- そもそも料理をしない
- 1週間分をまとめ買いする
- 作り置きをする
これらは以下のようなかたにとっては、とても有効です。
- 効率化を一番に考えるかた
- 一人暮らしや食事方法を独断で決められるかた
- 食材や食事メニューの管理がしっかりできるかた
ただ、この記事を読もうとしてくれているかたには少しデメリットがあるかもしれません。
まずは、そのデメリットをお話ししたいと思います。
食の固定化をする(毎日のメニューを同じにする)
食事自体を固定化するということです。
毎食同じメニューという方もいますが、通常は1日のメニューの範囲で大体同じものにします。
献立を考えなくていいので調理にかかるまでの時間短縮になります。
買い出しの時にも同じ食材を買うので悩む時間が減ります。
食事の回数を減らす
食事の回数を減らすというのは、1日1食や2食にすることです。
小食や欠食は、健康上メリットになることも多いです。
しかし、家族がいて、ましてや料理を作る側である方にとっては現実的に難しいです。
家族の分だけ準備して自分は食べないということもできますが。
それに、孤食は子どもの精神状態にも悪影響する恐れがあります。
家族で食事を囲むことは子どもだけでなく家族のだんらんの時間としても大切ですね。
そもそも料理をしない
ミニマリストは少ないもので暮らしたいという思いとともに、「めんどくさいことをしたくない」という思いのかたも多いです。
料理をしないということは、自炊をしないことです。
もちろん、外食や買ってきたものでも、健康を考えた食品を選んだり、健康志向のものもあります。
ただ、そう言った加工品やお弁当には少なからず添加物が入っています。
安いものやジャンクフードほど、家庭で自炊したものには含まれないような原形がわからない添加物がたくさん入っているのです。
ジャンクフードやチェーン店ではない、個人のお店などで作ってい食事も、基本的には家で作る食事より濃い味な傾向があります。
もちろん、たまに食べる程度なら大丈夫です。
ただ、毎日のように利用していると健康被害が出る可能性が高くなります。
1週間分をまとめ買いする
1週間分をまとめ買いする方が、途中で不要なものを買わずに済むので食費を削減できます。
また、一度にたくさんのものを買うとそれだけで冷蔵庫はいっぱいになります。
冷蔵庫に入れるべきは、開いてパッと何が入っているのかわかる量すべきです。
たくさん買いすぎると、必要以上に作ってしまうことはないですか?
作り置きをする
作り置きは時短のために有効な方法です。
デメリットは作り置きに要する時間です。
こんなツイートをしました。
作り置きをしません。
昔は時短と思って作っていたけど調理時間と食べる時の準備時間が必要。保存容器と食器も必要。
食べる直前に作れば調理時間と食器だけで良い。冷蔵庫の中も常に置きおかずなし。その時食べなかった人は後で温めてね。
時短と手間の削減、庫内情景が良く最高です。#ミニマリスト— cocon@ゆるっとミニマリスト (@coconi55) August 13, 2021
coconのように平日は仕事をしている方なら、休日に作り置きをすることになりますよね。
実際には、週末の数時間が作り置きの作業にかかってしまいます。
休日は家族もいると思います。
家族との時間。
他の家事や用事の時間。
子どもの習い事や学校の準備などの時間。
そして、そうやって苦労して作った作り置きも想定通り食べていけますか?
- 冷蔵庫に入れておくと誰かにつまみ食いされたり(我が家の夫アルアル)
- 想定していた分量ずつで食べて行けなかったり(作り足らずor食べ過ぎ)
- 作り置きに想像以上に子どもの食いつきが良かったり
家族がいれば、予定が狂うことが普通です。
主婦であれば、それを想定内として柔軟に動くことが課せられます。
そして、人はあれば使う、なければ使わない。
そう言った心理が働いていると感じます。
つまり、たくさん買い出しをすれば、それだけ使うし、
たくさん作ればそれだけ食べます。
目の前の量だけで満足できるのです。
たくさんあれば、十分量を超えても食欲が出る可能性が高いということです。
そんな統計結果や論文があるかは知りません、あくまで自論です。
そして、ツイートでも発言していますが、作り置きをしないことで、保存容器を減らせるというメリットがあります。
もちろん冷蔵庫の中も保存容器でいっぱいになりません。
もっと簡単!管理しない食の固定化を紹介
ではここから、coconがしている食の固定化を紹介します。
食事のメニューは固定化しません。
- 調理方法を固定化する
- 調味料を固定化する
- 扱う食材を固定化する
これだけです。
調理方法を固定化する
食事のメニューは固定化せず、調理方法を固定化します。
どんな調理方法かというと、基本的には凝ったメニューはしません。
凝ったメニューはお店で食べる方が美味しいです。
美味しいものを食べたければお店やお惣菜として買ってきて食べます。
その分、家で食べる料理は素材の味を活かす調理をしています。
生で、オイルと塩で炒めるだけ、蒸したり茹でて塩だけ。
調理方法を固定するメリットは以下の通りです。
食材や調理法を固定するメリットは多いです。
献立に迷う時間が減る
使い切れない食材、調味料が減る
レパートリーが増える
一品が極まる
味が固定する完璧に固定ではなく和洋中得意or作れる数品+アレンジ
野菜は旬の物を買って固定野菜+αズボラな私にはこの緩さで管理可能😇#ミニマリスト
— cocon@ゆるっとミニマリスト (@coconi55) October 5, 2021
完璧に固定化する必要はありません。
少し固定化するだけで調理方法に悩んだり作業の時間がグンと減ります。
揚げものや炒め物、煮物などは洗い物やコンロの掃除も大変です。
調味料を固定化する
調味料については、調味料の数を減らすことでメリットは多々あります。
基本的には使用頻度の少ないものから減らします。
調味料の削減には使う頻度の少ないものから断捨離を。家庭によって使用頻度の高い調味料は異なります。足りないものは代用できないかググれば色々あり。
レパートリーも数種類に限定すれば調味料は増えない。変化は食材や薬味で。
どうしても食べたい物は1回きりの素を利用するのも手🤫#ミニマリスト— cocon@ゆるっとミニマリスト (@coconi55) September 16, 2021
そんな場合は、あなたが頻繁に作る料理から考えてみましょう。
調味料が減れば、必然的に料理の味付けも決まってきます。
調味料がありすぎるために、どんな料理をするか悩むこともあると思います。
選択肢を減らすということも、物質的だけでなく時間的なミニマル化にもつながります。
扱う食材を固定化する
今、coconは宅配野菜とイオンネットスーパーを利用しています。
そのうちの食材(野菜・魚・豆腐・卵)はほぼ宅配野菜で購入しています。
おすすめの宅配サービスは「大地を守る会」です。
「大地を守る会」の食材は業界一トップクラスの安全性の高いものを扱っています。
⬇︎ミニマル的にも宅配野菜はメリットが多いです⬇︎
不要な味付けや調理が必要なく、限りなくシンプルな調理で勝負できます。
扱う食材を固定するのは、それだけ食材の買い出しに悩む時間が減ります。
調理方法、調味料を固定すれば、それに使える食材しか買わずに済みます。
その点でも、宅配野菜の野菜セットなら旬の野菜を選んでくれるのも利点です。
自分で考えなくていいので、同じ食材に偏ることなく、いろんな野菜を食べることができます。
また、お肉やお魚のメイン料理の考え方ですが。。
メイン食材を固定することも効果的だと感じています。
扱う食材が増えるほど、管理が難しくなります。
もちろん週を分けて購入する食材を変えるのも一つの方法です。
基本は一度に購入する食材の種類を抑えることです。
種類を抑えれば管理する量も減り、食材を無駄買いしたり料理に悩む要因を軽減することにつながります。
「食の固定化」には把握するだけの量を扱うこと
「食の固定化」のために重要なことは、自分の管理できる量を把握することです。
まとめ買いにしても作り置きにしても、別の管理方法にしても、管理できるかどうかが重要です。
効率化を求めた結果、以下のような感情を抱きました。
- まとめ買いで冷蔵庫が食材でいっぱいになる不快感
- 作り置きをする時間が惜しい
- 効率のための作業や容器などの手間が嫌だ
効率化のための作業が、心地良いと感じることができていなかったのです。
- 扱う食材・調味料・容器・方法の選択肢を減らす
- 見える食材を減らす
- 調理にかける時間をいかに減らす
こういう結論に至りました。
結局、食に関しても物質的なミニマル化で時間的・精神的にもミニマルな暮らしに近づけるのだと思います。
食だけでなく、ミニマルな暮らしは自分にとってより充実した暮らし、快適な心地よい暮らしをするための手段です。
だからこそ、あなたにあった方法でミニマルな暮らしを目指すべきなのです。
他人の情報や、ネットで見る他人のミニマルな暮らしを参考にするのは良い刺激になります。
ただ、一緒のようにはならないし、できるものでもないのです。
それは、あなた自身にとって心地いいかは別だからです。
食は日々の生活や健康に関わることがらです。
無理をしたり、ストレスになることは返って悪影響です。
無理なく簡単なことから、あなた自身が心地良いミニマル化や固定化を目指しましょう。