おもちゃを減らす方法として、真っ先に考えるのが「廃棄」です。
寄付したり、フリマに出したり、おもちゃの処分には方法が複数あります。
その中でも、めんどくさがり屋のズボラママにとっても一番手っ取り早いのが「廃棄」です。
つまり、ゴミとして出すということ。
- 破損しているから売れない
- リサイクルショップでもフリマでも売れなかった
- 子どもが口にしたおもちゃは売るには抵抗がある
廃棄しか方法がないおもちゃもありますよね。
ゴミとして何でもかんでも一緒に捨てていいわけではありません。
最低限の分別が必要です。
この記事で基本的なおもちゃの捨て方を解説します。
そして、我が家の息子の事例を踏まえつつ、おもちゃを減らすメリットもお話しします。
- おもちゃの具体的な廃棄方法
- 可燃ゴミに捨てられるおもちゃ
- 粗大ゴミに捨てる場合の注意点
- 電池の処分方法には特に気をつけて
- おもちゃを減らすメリットはたくさんあります!
「あげる」と言われても自分の要らないものは貰わない。
何事も簡単にすぐできる方法で、かつ効率的に物事を進めたい!と考える、coconが解説します。
この記事の目次
ゴミを出す前には各自治体の確認を!
この記事では、coconの街のゴミの出し方マニュアルを参考にまとめています。
自治体によって、ゴミの出し方は異なることもあります。
ゴミの出し方の説明書は入居時に配布されています。
また、自治体のゴミ担当の相談口があります。
出せると思って実は分別が必要だった危険なものがあったり、単純に分別不足で回収してくれないことが起こります。
回収不可の場合は再度仕分けが必要になりますし、危険な分別は事故を起こす可能性もあります。
それでは詳しく解説します。
おもちゃの捨て方徹底解説
ここからはおもちゃの捨て方を解説します。
まずは、おもちゃの素材、大きさで分けていきましょう。
1小型のおもちゃは可燃ゴミ
可燃ゴミとして出せるのは、木、紙、布、プラスチックです。
これらの素材で、ゴミ袋に入るサイズのおもちゃは可燃ゴミで出すことができます。
プラスチックに分別される資源ゴミは、プラスチック容器や包装のみです。
同じプラスチックでも、その他の製品はプラスチックではありません。
それぞれ適したゴミとして出す必要があります。
一般的なおもちゃのほとんどは、可燃ゴミとして出すことができます。
ただし、以下の場合には分別が必要です。
- 金属が混ざっている場合
- 電池を使用している場合
電池は分別して電池の処分方法に従って処分します。
2粗大ゴミとなる大型おもちゃ
普通のゴミ袋に入らない大きさのおもちゃは粗大ゴミとして出します。
そのままでは入らなくても、切ったり解体したり、分解して小さくなれば可燃ゴミで出せます。
粗大ゴミにはデメリットが2つあります。
- 事前予約が必要
- 回収に費用がかかる
粗大ゴミは、事前の回収予約が必要になります。
その際に、ゴミの種類や個数の申告を行ないます。
また、予約から回収までは少々日数が必要になります。
引越しなど急ぎの場合は、早めに予約するようにしましょう。
粗大ゴミを出す際には、指定の粗大ゴミ用のゴミ袋や処理券(シール)を貼る必要があります。
処理券はスーパーやコンビニで購入できます。
コンビニは店頭に置いていない場合が多いです。
3電池が必要なおもちゃの扱いに注意!
電池が入っているおもちゃは分別が必要です。
おもちゃに使われるのは、一般的にはアルカリ電池やマンガン電池です。
これらは、環境への危険性は少なく不燃ゴミとして捨てることが出来ます。
ただし、捨て方には注意が必要です。
- 完全に使い切ってから捨てる
- 乾電池の電極部分にセロハンテープやビニールテープをしっかり貼る
(他の金属や電池と触れるとショートし、事故につながる恐れがあります。) - コイン型の電池は全体をテープで包んで絶縁する
使用済の電池を貯めてから捨ている場合も注意です。
電池をそのままの状態で袋に入れていて、発火した例もあるようです。
貯めてから捨てる場合は、テープで貼って絶縁してからまとめておくようにしましょう。
4乾電池以外は捨てられない!?
乾電池は不燃ゴミとして廃棄できます。
しかし、他の種類の電池は不燃ゴミとして出せません。
それぞれ決まった処分方法があります。
ボタン電池は専用の回収缶に
腕時計に使われるボタン電池は回収不可です。
子どもなら誰しも憧れる腕時計。おうちにないですか?
おもちゃだと思ってそのまま捨ててはいけません。
不燃ゴミとしても捨てられません。
ボタン電池は専用の回収缶に回収する必要があります。
ボタン電池もセロハンテープなどを全体に貼り絶縁します。
お住まいの地域での回収場所はこちらのサイトで調べることが出来ます。
一般的には電気屋さんやメガネ屋さんで回収できます。
小型二次電池はリサイクルBOXへ
コードレスホンなどの通信機器、携帯ゲームに使われている電池は、小型二次電池と言われます。
充電して使える電池です。
- ニカド電池
- ニッケル水素電池
- リチウムイオン二次電池
- 小型シール鉛蓄電池
これらの電池は廃棄してはいけません。
リサイクルが義務付けられており、「小型充電式電池リサイクルBOX」への回収が必要です。
お住まいの地域での回収BOX設置店はこちらで調べることが出来ます。
基本的には電気屋さんで回収可能です。
年齢が上がるほど、作りが精密ななおもちゃを扱うようになります。
電池のことなど難しく感じますが、最低限、テープでの絶縁は基本です。
たくさんおもちゃがあると、面倒に感じることもあります。
しかし、電池は特に危険です。
おもちゃは貯めない!処分を先送りしない!
おもちゃを処分しようといざ思い立ったら、おもちゃがいっぱいで面倒になりませんか?
貯めてしまうと分別するだけでも面倒になります。
貯まらない工夫と見直しがおもちゃを増やさないカギ
子どものおもちゃというのは、どんどん増えるものです。
気をつけていないとすぐにいっぱいになります。
おもちゃを貯めないためには「減らす」、「増やさない」両方からのアプローチが重要です。
私もですが、ズボラママがおもちゃを管理するためには、簡単なことを普段からやっておくことが大事です。
基本的には日常の増やさないルーティンと定期的な見直しを徹底することで、おもちゃを貯めないようになります。
⬇︎簡単にできる「減らす」、「増やさない」メソッドはこちらから⬇︎
定期的に見直し、「使わない」と判断した場合は、「捨てる」以外にも以下のような処分方法があります。
おもちゃの処分方法
- 譲る
- リサイクル
- 買取
- 寄付する
上記の処分を考えている場合、比較的早く行動した方がお得になったり、喜んでもらえます。
- おもちゃ自体きれいな状態を保っている
- 発売から型落ちが進んでいない方が、おもちゃの価値も下がっていない
おもちゃ箱から溢れて物置きに眠っているようなおもちゃがあるなら、早急に見直しましょう。
まずは、そうではないおもちゃから捨ててみましょう。
子どもは成長します。
おもちゃもそれに合わせて移り変わるものです。
また、子どもの気持ちも尊重しながら分別することも大事です。
捨てられないのは、パパやママの思い入れが強い場合もあります。
しかし、保管しておいてもまた使う可能性は低いです。
おもちゃを増やさないメリット
おもちゃを減らすメリットは、
- 部屋がスッキリする
- メンタル的、子どもの成長に良い影響を与えている
などと言われます。
事実、我が家もおもちゃは少ないですが、現在3歳の息子には良い影響を与えたと思います。
息子は主に「こどもちゃれんじ」の教材をメインに育ちました。
他におもちゃは両親からは買い与えたことはありません。
そんな息子に与えた影響は以下の通りです。
- 音楽やダンスが好きになった
- おもちゃがなければ、工夫して遊ぶ
- 家にあるものをおもちゃにして遊ぶ
- お手伝いや掃除に興味を持つ
- 外遊びもたくさんする
テレビもほとんど見ません。
一番は「執着」があまりありません。
たまにものすごく欲しがったりするときは、その通りにすると納得するし、満足するとすぐ止めることが出来ます。
今のところ、おもちゃが少ないメリットを強く感じています。
⬇︎こどもちゃれんじがおもちゃを増やさない最適な理由はこちら⬇︎
おもちゃを処分してスッキリ空間に
おもちゃを処分したら、上記で紹介したように「増やさない」工夫を取り入れてみてください。
スッキリ空間が続くようになれば、子どもの精神状態も落ち着きます。
必要なおもちゃだけになるので、注意が散漫することなく集中力が高まります。
また、同じようなおもちゃをいくつも買うようなことも無くなります。
ママもお片付けさせるのにイライラしたり、忙しい時にお部屋を散らかされてバタバタすることも少なくなります。
そのためにはまず、使わないおもちゃを「処分」すること。
その方法として一番手軽に行えるのが「廃棄」、捨てることです。
ただ、その中でも分別は必要です。
今回はおもちゃの分別方法について解説しました。
ゴミとして廃棄する際には、お住まいの自治体の必要事項を把握してから廃棄するようにしましょう。
おもちゃを増やさないためには、「減らす」「増やさない」の他にも、「効果的に増やす」方法もあります。