ミニマリストの方は、大型家具を持っていない傾向にあります。
・・・ミニマリストになるには、大型家具は不用品？
「あげる」と言われても自分の要らないものは貰わない。
何事も簡単にすぐできる方法で、かつ効率的に物事を進めたい！と考える、coconが解説します。
ミニマリストが考える大型家具の存在
先にお話しした通り、ミニマリストなら大型家具を避ける傾向にあります。
物が少なくても大きな家具があれば、それだけでお部屋の印象は変わります。
ミニマリストが考える大型家具の存在と、cocon的ミニマルに見せるための家具の揃え方をご紹介します。
大型家具のデメリット
ミニマルな暮らしをしたいなら、大型家具はちょっとした支障になります。
その理由は以下の通りです。
ミニマリストが大型家具を持つデメリット
- 圧迫感がある
- 重い
- 移動が大変
- 処分にかかるコストや労力が大きい
詳しく説明します。
1圧迫感がある
お部屋に入った瞬間パッとみて、大型家具は視線を集中させます。
大きな圧迫感を与えます。
そして、そのスペースの多くを陣取ります。
それだけでお部屋は物理的にも狭めます。
物の少ない生活をイメージするなら、その圧迫感は是非とも取り除きたい物なのです。
2重い
大型家具は当然ですが、重いです。
日本にいれば、耐震を気にされている方も多いと思います。
そもそも家具がなければ地震があっても、被害は少ないと想定できますよね。
（軽いから物が飛んでくるという被害も考えられますが・・・）
耐震だけで言えば、大型家具だけではなく、小さな家具もできるだけ少ない方がいいという考えになります。
ただ、優先すべきは、まずは大型家具の見直しだと思っています。
3移動が大変
大型家具は引越しやお掃除にもネックになります。
家具があるためにお掃除できない場所、引越しの際の移動にも労力を使います。
ミニマリストは一箇所に留まることなく、自由な暮らしを求める方が多いと思います。
coconも然り。
ミニマリストはできるだけ身軽でいたいもの。
そのためにも、重くて圧迫感のある家具はお部屋に置きたくないのです。
また、大きなものが目につくと、息苦しさを感じます。
極端な話ではありますが、圧迫感はそれだけで、くつろぎタイムの妨げにもなります。
4処分にかかるコストや労力が大きい
処分するのにも、大型家具になればなるほど、コストも労力もかかります。
新たに家具を購入するのであれば、大型なもの、分解が難しいもの、重いものは避けるべきです。
後々の労力と手間を考えると、簡単で軽くて、分解しやすいものが処分が楽です。
ミニマルな暮らしを目指すなら、シンプルなもの、軽いものを選ぶことをオススメします。
ミニマルに過ごすための大型家具の選択
上でも少しお話ししてしまいましたが、ミニマルに暮らすための家具選びを解説します。
1本当に不便なのかを考える
ものを購入する前には、一度考え直す習慣をつけてみてください。
無駄買いや購入後の後悔が減ると思います。
その上で、
- 手軽な収納を選ぶ
- できるだけコンパクトなもの
- 小さなもの、
- 分解できるもの
- 処分の時のことを考えられる
そのような選び方をすると、処分しなければいけない場合にも、比較的労力をかけずに手放せるようになります。
2今すでに大型家具がある場合
これからお家を作っていく方は良いですが、実際にはもうすでに手持ちの家具がありますよね。
大型家具を断捨離するには、一緒に暮らす家族の同意も必要です。
人間というのは、変化を嫌う生き物です。
それがある習慣に慣れ親しんでいると、なくなることに反対するでしょう。
なかなか理解を得るのが難しいものもありますが、焦らず少しずつ説得していくことです。
同時に、家具まわり以外もお部屋の中をスッキリさせていきましょう。
色んなところから物が減ってスッキリしていけば、そのうちスッキリしているのが当たり前になります。
そのような状況になっていけば、大型家具が一際目立つようになります。
スッキリした状態が通常になれば、その弊害になる物のように見えてきます。
ミニマルな暮らしをする上で手放したいと思う家具は以下のようなものです。
代表的な大型家具
- 収納棚
- ソファ
- ベッド
- ダイニングテーブル
これらを手放すのはかなりの労力とコストが必要です。
しかし、手放した時の開放感は何物にも変え難いです。
大型家具がないお部屋のメリット
大型家具がミニマリストにデメリットになるお話をしました。
大型家具を置かないメリットはその逆になるのはもちろんのこと、それ以上の効果があります。
大型家具を置かないメリット
- 開放感がある
- 掃除がしやすい
- インテリアがよりおしゃれに映える
- 余白空間があるだけで落ち着く
- よりミニマルが加速する
当然のことですが、少し解説を加えます。
1開放感がある
大型家具が圧迫感を与えるのは同時に、手放した時の開放感は計り知れません。
開放感が出るとお部屋は広く、明るく感じられるようになります。
ミニマルな暮らしに近づかせるためには、細々した物たちを断捨離するよりも遥かに急速にミニマル感を出すことができます。
2掃除がしやすい
家具が少ない、小さい、軽い、コンパクトなら掃除がしやすくなります。
大型家具の場合は、移動できないことが多いですよね。
掃除がしやすくなると、お掃除の頻度も上がります。
お部屋が綺麗な状態だと物が散らかりにくくなります。
3インテリアがよりおしゃれに映える
大型家具がなくなると、お部屋がスッキリします。
例えるなら、真っ白なキャンパス。
その中に厳選されたインテリアがあれば、映えますね。
視線を集める大型家具があれば、インテリアの魅力は半減します。
それぞれの魅力が互いにぶつかり合います。
注目を惹きつけるものは、各部屋に一つでいいと思うのです。
4余白空間があるだけで落ち着く
お部屋にとって、余白は最大の安らぎです。
余白があることで、お部屋は静けさを保つことができます。
静けさはくつろぎを作ります。
ざわざわするところで落ち着かないのは物も同じです。
物や家具に囲まれたお部屋はくつろぐことができません。
ところが、何もない空間に行けば、やっぱり落ち着きを感じるものです。
ものに溢れた状態は、注意散漫になります。
色んなものが視界に入り、集中力が低下します。
そう思いますよね。
だけど、ミニマルであるcoconは日頃から感じています。
ミニマルになった人だけ（とは言いませんが、）が感じる「物のない静けさ」です。
手に入れて初めて、物が多い状態がどんなに息苦しかったか理解できると思います。
5よりミニマルが加速する
大型家具がなくなれば、お部屋は開放感を増し、スッキリします。
スッキリした環境では、ものを取り込みたい欲が減ります。
より、ミニマルに暮らしたいと思うようになります。
細かい断捨離ももちろん必要。
でも何度も言いますが、大型家具の影響ってとても大きいです。
それを一つ、手放せばグンっとミニマル思考が強まると思います。
ミニマルな暮らしに近づけるために
以上のように、大型家具をお部屋から無くすことが、ミニマルへの最短ルートです。
そんな方は、ぜひ、圧迫感を与えない家具で揃えてみてください。
そして「買わない」選択ができたら、もうミニマリストとして歩んでいます。
すでに購入してしまった方も、少しずつ大型家具を手放してみてください。
驚くほど開放感を感じられると思います。
当たり前のように使っているものが、本当に必要か、なくても代用できるのではないか。
日頃から考えることが、ものを溜めないために重要です。
初めは、よりコンパクト、簡単、軽くて分解できる代用品を考える、
慣れてきたら、買わない選択をできるようになります。
一度には無理でも、大型家具を減らしていくと、ミニマル感が急速に出てきます。
