最近人気のチャットGPT。
coconは全くもってAIだのチャットGPTだの知識もないし、そういうのめちゃくちゃ疎いんですが、ottoに勧められて使ってみました。
記事書くならやっといた方がいいかもね〜
流行りは先取り。
先にやったもん勝ちです。
otto、5歳の息子、0歳の娘と暮らす平凡な主婦。
日々の些細なことにも気にしたり凹んだりする豆腐メンタル。
かと思えば、信念を強く持ち、何事にも果敢にチャレンジするが飽き性が玉に瑕。
よく言えば芯がある、悪くいえば頑固。
使えるかどうかはわかりませんが、とりあえずチャレンジ。
この記事の目次
Bingでできること、活用できそうなこと
Bingの使いかたや導入方法は省略します。
今回は、ライターにとってのBingが活用できるかどうかってことを解説します。
結論は、もちろん丸投げはできませんが、検索の幅が広がったり、文章を書くとっかかりになることは間違い無いです。
誤りが生じてはいけないので最初にお伝えしますが、Bingから返された返事や文章をそのまま記事に使用するつもりは全くありません。
その使い方をすれば、記事の作成は圧倒的に早くなります。
でも、それは倫理的にどうなのか・・・
それは自分の書いた文章ではない。
Bingはこれからどんどんいろんな業界に広がり、もちろんライティング業界にも浸透する。
その先でBingの活用がどのくらい影響を与えるかはまだわからない。
でも、現時点で言えることは「記事に必要なのはオリジナリティ」。
何を使ってリサーチしたとしても、結局は自分の言葉で書かない限り、自分の文章にはならない。
楽して案件をこなしたいのか。
自分の言葉で綴りたいのか。
そんなに話は大きくなっているの?汗;)
わからないけど、Bingの未来もわからないから、乱用はしない方がいいかなって思うのです!
Bingを使えば確かに従来の検索以上に効率は良さそう。
いいものは使っておかないと!
coconが記事作成に使えるなと思ったことを解説します。
今回のテーマ、Bingについての知識をBingに教えてもらいながら紹介したいと思います!
記事の要約をしてくれる
coconが気になったnew Bingの機能は、要約と文章作成機能。
ライターさんであれば、ライティングがサクサク進むのは予想できますよね。
ライターにとって検索が最も重要かつ時間がかかる作業です・・・
少なくともcoconにとっては。
しかも難しい分野ほど、検索した記事をまとめてくれって何度思ったことか。
で、いくつかの記事の要約をお願いしてみました。
ネット上で解説されていたのは文章やwebページ、特に論文や物語などの要約に優れているようです。
ま、短文を要約する意味ないですもんね。
長い文章の読物や記事の要約に適している
何を要約したかは控えますが、「bingとは」「BingとBardの違い」を解説されている記事で検索して、上位の記事を一つずつ要約をお願いしてみました。
どちらも個人の書いた記事ですが、一方は短めの文章でまとめられたもの。
もう一方は論文のように研究結果が綴られたもの。こちらは知識もないし内容も難しく理解に積む。
結果は、前者ではかなりまとめられてしまい、情報はほぼ書かれていない状態。
後者はいい感じにまとまり、欲しい部分だけ抽出されていて、内容理解にとても役立ちます。
難しい文章や研究結果は、読むのも理解が必要だし、読んだところで「で、どうやってまとめたらいいんだ!」ってなります。
だから、記事に取り入れるのにも時間がかかってしまう・・・
そんな時にこうやって要約してくれるのはありがたい。
もちろん要約ツールなどもあるので、要約させるだけならツールのほうが正確かもしれません。
ただ、ツールの場合は直接文章をコピペしたり、PDFをアップロードしたりする必要があります。Bingなら記事のURLを貼り付ければ要約してくれるので、手軽さではBingの方がだいぶ良さそう。
要約をそのまま使うわけじゃないし、理解したいだけなので記事作成のリサーチにはBingの要約で十分じゃないかと思います。
検索結果にソース元の情報URLを載せてくれる
従来の検索エンジンでは、検索したワードに対してwebページがズラッと表示されます。そして、最も的確と判断された一位表示された記事の文章が抜粋され、表示されますよね。こんな感じ。
下には、関連する質問としていろいろ出てくるので、ここで情報を広げることができます。
Bingでは、会話型なので文章でまとめてくれます。そして情報元のURLは下部に記載されています。
文章でまとまっているので、理解しやすく、わざわざ多数のサイトを開かなくてもそれぞれ上位ページのいいところ(?)を組み合わせて持ってきてくれます。
これだけでも文章を書くとっかかりができます。
得意なジャンルの記事作成はすんなり進みますが、苦手分野では初めの取り掛かりが一番時間がかかったりします。
文章で答えてくれるのは、自分の頭の中でも整理しやすいです。
文章を書いてくれる
文章作成機能もあるのですが、普通にチャットで、「〜について書いてください」とお願いすれば、文章で返してくれます。
試しに、「BingとBardの違いについて」「Bingのメリットデメリットについて」書いてもらいました。
Bingとbardの違いについて解説した文章を書いてみました。文章は以下のとおりです。
[code blocks] Bingとbardは、どちらも対話型AIのサービスですが、いくつかの違いがあります。Bingは、Microsoftが提供する検索エンジンですが、その一部としてAIチャット機能があります。1 BingのAIチャット機能は、LINEやTwitterでおなじみのAIりんなが担当しており、ユーザーと会話しながら検索結果や関連情報を提供します。2 BingのAIチャット機能は、Microsoft Edgeのブラウザに組み込まれており、事前登録やログインが必要です。3
bardは、Googleが提供する新たな対話型AIのサービスです。4 bardは、Googleが開発した大規模言語モデルLaMDAをベースとしており、ユーザーと自然な文章で会話しながらインターネット上の最新の情報を回答に反映できます。5 bardは、Google検索に導入予定のサービスであり、現在は実験版として一部の国で公開されています。6 bardを使うには、ウェブサイトにアクセスしてウェイトリストに登録する必要があります。7
以上がBingとbardの違いについて解説した文章です。どちらも対話型AIのサービスとして魅力的なものですが、それぞれに特徴や利用方法が異なることが分かります。 [/code blocks]
この文章は参考になりましたか?😊
数字が振られているのは、引用文献である下部に表示されるURL一致しています。
ちゃんとまとまった文章で返してくれます。
Bingとbardのメリットデメリットについて解説した文章を書いてみました。文章は以下のとおりです。
[code blocks] Bingとbardは、どちらも対話型AIのサービスですが、それぞれにメリットとデメリットがあります。Bingのメリットは、以下のようなものです。
- Bingは、検索エンジンとしての機能を持ち、ユーザーの質問に対して完全な回答を提供し、出典も示してくれます。12
- Bingは、チャットを通じてユーザーの検索を絞り込んだり、決断に役立つリンクを提供したりします。2
- Bingは、Microsoft Edgeのブラウザに組み込まれており、簡単に利用できます。3
Bingのデメリットは、以下のようなものです。
- Bingは、一部のトピックやクエリに対して正確で信頼できる回答を提供できない場合があります。2
- Bingは、複雑や創造的なタスクに対応できない場合があります。例えば、詩や物語を作ったり、コードを書いたりすることはできません。2
- Bingは、OpenAIのGPT-4という最新の言語モデルを使用しておらず、他の対話型AIに比べて性能が劣る可能性があります。3
bardのメリットは、以下のようなものです。
- bardは、Googleが開発した大規模言語モデルLaMDAをベースとしており、ユーザーと自然な文章で会話しながらインターネット上の最新の情報を回答に反映できます。45
- bardは、Google検索に導入予定のサービスであり、検索方法や検索結果の表示を革新的に変える可能性があります。56
- bardは、複雑や創造的なタスクにも対応できる場合があります。例えば、詩や物語を作ったり、コードを書いたりすることができるかもしれません。4
bardのデメリットは、以下のようなものです。
- bardは、現在実験版として一部の国でしか公開されておらず、日本からアクセスするにはVPN接続やウェイトリスト登録が必要です。6
- bardは、回答が不正確だったり、奇妙な振る舞いをしたりする場合があります。5
- bardは、ユーザーのプライバシーやセキュリティに関する問題を引き起こす可能性があります。例えば、個人情報や偏見を含む回答を提供したりすることがあるかもしれません。4
以上がBingとbardのメリットデメリットについて解説した文章です。どちらも対話型AIのサービス
もう、これだけで記事書けそうです!汗;)
そして、今回の2つ目のテーマ。
「文章作成機能」を使ってみます。
Bingとbard の違いについて
Bingとbardは、インターネット上で様々なコンテンツを生成することができるシステムですが、その特徴や目的は異なります。Bingは、Microsoftが開発した検索エンジンであり、ユーザーの質問や要求に対して、ウェブ上の情報を検索し、整理し、提示することができます。Bingは、事実や知識に基づいた回答を提供するだけでなく、詩や物語などの創造的なコンテンツも生成することができます。しかし、Bingは自分自身をアシスタントとは見なしておらず、あくまで検索エンジンとしての役割を果たしています。
一方、bardは、OpenAIが開発した人工知能であり、ユーザーの入力に対して、自然言語で応答することができます。bardは、Bingと同様に創造的なコンテンツを生成することができますが、その目的はユーザーとの会話やエンターテイメントです。bardは自分自身をアシスタントと見なしており、ユーザーのニーズや感情に応じて対話することができます。しかし、bardはウェブ上の情報を検索することができないため、事実や知識に基づいた回答を提供することは難しい場合があります。
以上のように、Bingとbardは共にコンテンツを生成することができるシステムですが、その特徴や目的は異なります。Bingは検索エンジンとしての性能を重視し、bardは会話やエンターテイメントとしての性能を重視しています。ユーザーは自分の目的や好みに応じて、Bingやbardを使い分けることができます。
内容の信頼性はひとまず置いて、これだけ文章を作成してくれるとは。
ここからもちろん、正確な情報かどうか、内容にオリジナルの肉付けする必要はありますが、時間のかかる文章構成をここまでやってくれるのはとてもありがたい。
そして、これだけ取っ掛かりを分かりやすくしてくれるとここからつける知識も広げやすい。
これなら苦手分野のジャンルも新たに手を出せそうな気がする。
言い過ぎ??
文章はコピペチェックに引っかからない?
知りたい情報やワードに対して、Bingがいろんなサイトから情報を引っ張ってきてかなり高度な文章を書いてくれることはわかった。
ただ、そこはAI。
元データの文章をそのまま組み合わせているのでは?
そんな考えが浮かんでしまうもの。
試しに、作成された文章をコピペチェッカーにかけてみました。
すると、ここに掲載した文章3つともかなり優秀な結果。一致率は16%、19%、26%と優秀。
連続文字数一覧でも、コピーの可能性が高いと表示される25文字を超える連続文字はありませんでした。
サイトからそのまま文字を引っ張ってきていないことがわかります。
必死で自分の言葉で考えて書いているcoconより優秀なのでは・・・ww
記事作成にBingを使う上で注意すべきこと
Bingが記事作成に活用できそうなことがわかりました。
これから積極的に使っていこうと思っています。
ただ、Bingを使う上で注意することもあるので紹介しておきます。
主には、信頼性とオリジナリティです。
ソース元の信頼性は必ず確認する
Bingのみならず、チャットGPTで返答される情報は信憑性に欠けるものもあります。
プライベートで使用する場合はもちろん、ビジネスで使うには相当、気をつけないと誤った情報を発信しかねません。
また、世界中の情報を瞬時に検索して答えを出してきています。その中には、よくない情報や踏み込んではいけないような危険なアクセスに繋がる可能性がゼロであるとは言えません。
要は、私たちが気軽に利用するネットは世界中のあらゆる場所と隣り合わせであり、いつだってトラブルに巻き込まれる可能性だってあるということです。
そして、そのスピードは凄まじく、過ちも誰にも止めることができない。
そのためにもチャットGPTで得た情報はしっかり自分で確認して、自分の意見に落とし込んでから発信しなければならない。
自分の意見に落とし込む
Bingで作られた文章は正確なものであったとしても、自分のものとして発信するのは危険かもしれない。
というか、自分で考えたものでない限り、それは著作権に反すると言ってもいいのではないか。
さらに、いかにも自分の意見としてそのまま発信するのは発信者としてどうかと思う。
「記事を書くための検索」にBingを活用できたら、と思ってはいるが、「記事の文章を書いてもらう」ためにBingを活用したいとは思っていない。
書き手なら書き手のプライドを持つべきである。
誰かが書いた文章を使うことは全く考えていない。
ではどう扱うかというと、Bingに作成してもらった文章からもっと情報を膨らませて、自分の意見や考えを盛り込むのだ。
やることは今までのリサーチと全く同じ。
リサーチで得た情報にはオリジナリティが必要だ。
オリジナリティのない記事など、web記事の溢れかえった今のwebライティング業界で、需要があるだろうか。
coconは下手くそなりにオリジナリティを追求してきた。
結果、認めてくれるクライアント企業に出会えることができたのだ。
チャットGPTを過信しない
何でも流行の始まりは間違った情報で溢れているもの。
そして不安定である。
今回のチャットGPTにおいても、現時点ですでに危険性も指摘されています。
AIの開発競争は激しくなる一方で、人がコントロールできる限界を超えてしまっていると言います。
AIの開発競争の激化や戦争、悪用などの不安以外にも、そのスピードの速さに社会がついていけないことが心配され、開発停止の意見や署名活動も起こっているようです。
それほど社会への影響力と人の思考を超える破壊力が大きいのです。
これからどのような動きをするのか注目しつつ、導入していくことが大事だと感じます。
新しいツールやサービスは使ったもの勝ちなとこもありますが、それだけリスクもある。慎重に始めたいですね。