子どもの「買ってー」に答えてしまって、どんどんおもちゃが増えていませんか?
おもちゃを増やす前に買わなければ、ものは増えません。
減らす前に増やさないことが大事です。
この記事では、
- 我が家で実践しているおもちゃを「増やさない」ための買い方の工夫
- 子どもが頻繁に「おもちゃ」を欲しがらなくなる工夫
をご紹介します。
すでに増えてしまっている方は、減らす対策をしましょう。
- 子どもと一緒にできる効果的な減らし方
- 増え続ける習慣をストップさせる簡単な対策
をこちらの記事で紹介しています。
「あげる」と言われても自分の要らないものは貰わない。
何事も簡単にすぐできる方法で、かつ効率的に物事を進めたい!と考える、coconが解説します。
これを読めば、少ないストレスで徐々に「買わない」機会を増やすヒントが分かります。
すぐに実行できることばかり、でも実際に効果があります。
あなたのご家庭でも、取り入れられるものがあれば嬉しいです!
この記事の目次
おもちゃを「増やさない」考え方
おもちゃを「増やさない」ためには、減らす前に「増やさない」ことが大事と言いました。
一概に「おもちゃを「増やさない」と言っても、色々なケースがあります。
- 日常的に手に入る、ガチャやおまけの安価やタダのおもちゃ(以下、日常のおもちゃ)
- 目安は1000円以上するような「普通」のおもちゃ(以下、普通のおもちゃ)
我が家ではそれぞれ分けて考えています。
分けて考える目的は、少しでも子どものストレスにならないようにするためです。
おもちゃを減らすなんて、子どものストレス以外の何者でもないですからね。
どれも基本的なことですが、継続することで成果が発揮されます。
我が家ではおもちゃを買う頻度はグッと抑えられています。
継続するためにも、ストレスはかからない方が良いです。
ここからは、日常、普通、それぞれのおもちゃの「増やさない」工夫を解説します。
日常のおもちゃの「増やさない」工夫
個人的には、「普通」のおもちゃが増えないように努力しています。
おまけのおもちゃやガチャなどは、消耗品扱いです。
子どもにとっては、ちょっとしたお楽しみです。
一つ一つは安価で、小さいなおもちゃやガチャ。
それでも頻回に買っていると、すぐにおもちゃ箱はいっぱいになります。
「買わない」と言う選択はもちろん、必須。
でも、そんな単純にはいきませんよね?
そんなタダ同然のおもちゃの誘惑は、どこに行っても付き纏います。
それでも買わないと強い意志を持てればいいですが、難しいですよね。
子どもが楽しみにすれば、なおさら。
我が家も3歳の息子がいますが、一切買わないのは不可能です。
そうした誘惑に直面する機会が多い日常的なおもちゃは、あまり制限しすぎないことがコツです。
①おもちゃ売り場に行かない
買わないと言いつつ、根本的なことです。
小さい時ほど、「見せない」という方法しかありません。
おもちゃを見てしまったら欲しいのは当たり前。
だから、おもちゃを欲しがる前の対策が大事です。
見なければ、欲しがりません。
おもちゃの売っているコーナーや、誘惑があるところは極力行きません。
②ルールを決める
我が家では日常的なおもちゃを買うルールを決めています。
- 週末だけはOK
- 家族でランチの時だけはOK
- 1日に複数誘惑がある場合は、1個だけ選んでOK
ルールなんか決めたっていうこと聞かない・・・
でもその原因は、
泣きつかれたら、結局与えてしまっていませんか?
「だめ」と言ったのに、泣いたら「いいよ」となった。
それでは、子どもは諦めなければOKしてくれる、と覚えてしまいます。
どうしよう・・・
そんな方も大丈夫。反抗された時の対処方法を決めておきましょう。
泣かれた時の対処方法は4つです。
- 事前に約束しておく
- 絶対言ったことは変えない
- その場から離れる
- 違うもので代用する
時間はかかりますが、続けることができれば改善されます。
詳しく解説します。
1おもちゃを買う前に「買わない」と約束しておく
年齢にもよりますが、ある程度大きくなれば大人のいうことも理解できます。
ただ、習慣化するには早い方が良いです。
できれば小さい頃から伝えておくのが大事です。
例えば今日が「おもちゃを買わない」日だとします。
お買い物に行く前には、お店に入って必要なことは伝えておきます。
「おもちゃは買わない」
「お店のものは勝手に触らない」
「走り回らない」
超基本と思われますが、効果あります。
慣れてくれば、子どもに確認するのも効果的です。
「お店に入ったらどうするんだっけ?」
ちゃんと大人の言いたいことが分かっていれば、もし「買って」が始まっても「どうするんだっけ?」と再確認すれば思い出します。
2言ったことは絶対変えない
そうですよね。
我が家も初めはそれの繰り返しでした。
そのループを止める方法が、「言ったことを変えない」ということです。
大人が「ダメ」と言ったことを変えないという方法をやめなければ、いつかは「ダメ」と言われたことは泣いても実現できない、と理解してくれます。
ルールを実現するには、大人の忍耐が必要です。
でも忍耐だけでは続きません。
逃げ道を確保しつつ、継続しましょう。
挫折してしまうときの解決方法は2つです。
3その場から子どもを離す
力技です。
抱っこしてその場から離れてしまいましょう。
もちろん、離れた後の対処は必要です。
ですが、目の前からなくなれば、他のものに興味が移るのも早いです。
小さい子ならより効果的です。
抱っこできない・・・
そんなお子さんなら、次の手を使いましょう。
4他のもので代用する
どうしても諦められない時は、他のものを提案します。
代用策が教育上、良いのか悪いのかは置いておいて、「おもちゃを増やさない」観点から言うと効果的です。
coconはいつも、文房具を代用します。
文房具で代用することのメリット
- 幼児教育になる
- 安価である
- 消耗するのでどんどん増えない
3歳の息子に買うのは、塗り絵やワーク、折り紙などです。
文房具以外では、シャボン玉なども買います。
もっと大きなお子さんなら、黒板とチョーク、工作キットなども良さそうですね。
文房具ならおもちゃと違って、教育の基礎に繋がります。
文房具で遊ぶといえば、絵を描いたり、工作したりです。
おもちゃと違って、自分の手を動かす遊びになります。
また、文房具は使ったらなくなります。
要は、おもちゃとして増えないんです。
そして、安価なこと。
ちょっとした文房具なら100円均一でも買えます。
クオリティーを求めたとしても、500円以内のものが多いですよね。
普通のおもちゃの「増やさない」工夫
結論から言いますと、「子ども自身の考え方を変える」ことです。
説得するということです。
効果が出るまではちょっと時間がかかります。
しかし、できるようになれば「おもちゃ買って」攻撃に合いづらくなります。
また、子どもの考え方自体が変わるのでお互いに無理がありません。
デメリットは、できるまではお互い苦痛になることも多いことです。
あまり頑張りすぎず、気長に進めることが大事です。
詳しく解説します。
①おもちゃは特別な時に買うもの
我が家では、小さいうちから「おもちゃはいつでも買えるものではない」と話しています。
- 何かで頑張った時のごほうび
- お誕生日のプレゼント
- クリスマスのプレゼント
と言い続けています。
特別なものだから、大切に使うもの。
次へ次へと交換するものではない。
もちろん、小さい頃はわかってくれませんでした。
でも、大人のいうことがわかるようになってきた最近では理解しているようです。
②おもちゃを買う人の位置付けをした
誰がおもちゃを買ってくれるのか、を位置付けました。
具体的には、
- ママは、「おもちゃを買ってくれない人」
- パパは「週末、好きなおもちゃ付きお菓子を買ってもいい人」
- そして、大きなおもちゃを買ってくれるのは「おじいちゃん」
いつからか、この位置付けが定着しました。
それから、coconが買い物中におもちゃ買ってと言ってきても逃げられるようになりました。
役割を決めるメリットは、いくつかあります。
- 買ってくれる時があるから、買ってくれない人の時は諦める
- パパは週末に、ママは小言を言われることなくおもちゃやお菓子を買い与えられる(ただし、コンビニ・ガチャ程度)
- 家族一緒の週末のランチは、おもちゃのおまけやガチャができるので子供も嬉しい
息子も緩めてもらう時があるから、普段買ってもらえなくても我慢できます。
実際は、おじいちゃんにたくさんのおもちゃを要求することもありません。
週末の楽しみと言っても、どれか一つ出来たら満足します。
いいよ、と言われると、1個で満足する。
だめ、と言われると余計欲しくなるものです。
「増えない」習慣を作り、良質なおもちゃを「増やす」
持論になってしまいましたが、根本的なことを変えることです。
子どもの考え方が変われば、おもちゃへの欲求が収まり、それほど執着しなくなります。
「増えない」習慣作りのコツはストレスをかけないこと
子どもが「おもちゃは特別」と言う考え方を持てば、選ぶ時もよく考えるようになります。
「おもちゃはダメ」だけではなく、どうしてダメなのか話してあげると、意外と納得してくれます。
子どもも大人もストレスにならないように進めることで継続できます。
何事も、メリハリが必要です。
- 日々の細かなおもちゃまで厳しく制限しない
- 緩めるところも残しつつ、おもちゃを買う頻度を減らしていく
この進め方なら、ストレスはそれほどかかりません。
まずは、おもちゃを見せないことから始めて、徐々に進めていきましょう。
おもちゃが増えなくなれば家の中もスッキリ。
片付けも楽ちんになります。
良質なおもちゃを増やしましょう
おもちゃを増やさない習慣が出来たら、今度はおもちゃの買い方についても考えられるといいですね。
今まで、なんとなく買い与えていたおもちゃの買い方をやめて、良質なおもちゃを増やすようにしましょう。
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