食後の血糖値を上昇を抑える運動としてよく言われるのが「食後15分」や「食後30分」の緩やかなウォーキング。
でも、coconの場合はそんなことをしてもやっぱり上がります。
というか、まず上がります。
血糖値、あげたくない。
そんなcoconに効果的だったのは、食後の緩やかな運動ではなく、「食前の筋トレ」でした。
otto、5歳の息子、0歳の娘と暮らす平凡な主婦。
日々の些細なことにも気にしたり凹んだりする豆腐メンタル。
かと思えば、信念を強く持ち、何事にも果敢にチャレンジするが飽き性が玉に瑕。
よく言えば芯がある、悪くいえば頑固。
血糖値は下げる対策よりも上げないことが重要。
ここでお話ししていることは専門家でもなんでもない素人の一般主婦が調べた範囲での知識です。
間違っていることや不確実なこともあると思います。
一体験談から書いていることですので参考程度に留めていただき、運動などの対策や行動は自己判断と自己責任でお願い致します。
また、医師にかかっている方は医師の判断に従ってください。
この記事の目次
食前の筋トレは血糖値上昇を抑える特効薬
食前の筋トレが血糖値上昇を抑えるのが誰にでも当てはまるなら、なぜ推奨されないのか疑問なところです。
ただ、coconにとっては食前の筋トレがかなり効果的でした。
血糖値が下がる理由は筋肉が糖を使ってくれるから
そもそも、なぜ運動をすれば血糖値が下がるのかというと、筋肉が使われる際に糖を取り込むから。
だから、筋肉を使う動きをすればするほど、筋肉がエネルギーとして糖を使ってくれるのです。
それならば、緩やかな運動より、激しく筋肉を酷使する筋トレの方が有効なのは考えなくてもわかる・・・
理屈を考えれば、筋トレのほうが効果的なのは一目瞭然なのです。
糖が入ってくる前に取り込む準備をしておく
食前に筋トレを行うということは、筋肉は糖が枯渇している状態です。
筋トレをしてエネルギーを使った筋肉はいつでも糖を取り込む準備ができているわけ。
そこへ糖質を入れてやると即座に吸収してくれる。
だから、膵臓での代謝が低下していても、筋肉がカバーしてくれて、結果、血糖値が上がるのを防いでくれる。
つまり、血糖値が上がる前に対策できるのです。
有酸素より筋トレがいい理由
有酸素運動や軽めの運動ではほとんど筋肉に糖を取り込みません。
脂肪燃焼効果はあるので、一時的な効果はみられます。
でも、最終的には筋肉をつけてたくさん糖を取り込める体を作れば、膵臓の糖代謝機能が落ちていても血糖値を上げない体は作れる。
ならば有酸素より筋トレじゃないでしょうか。
しかも、膵臓のインスリン分泌は先天性の機能低下や分泌低下でなければ回復?されるんだとか。
確かな情報ではないので信頼はできませんが。。
自分の体がどこまで戻れるかわからないので、再生機能があるとしても筋トレ効果は人それぞれです。
ただ、やるんだったら筋肉を作らない有酸素より筋肉を増やす筋トレのほうが後々のためにもいいのです。
ハードな筋トレほど糖の取り込みがいい
そして筋トレの強度もハードなほど、即座に吸収してくれます。
これも考えればわかることですが、実体験済み。
何も持たずにスクワットするのと、
ダンベル持ってスクワットするのと、
ダンベル持って最大限腰を下ろしてゆっくりじっくりスクワットするのとでは、結果は歴然の差。
後者に行くほど、血糖値の下がり方がすごかったのです。
(まだ食前の筋トレだけでは抑制しきれない時の方が多いので上がった時は食後も可能な限りで筋トレしてます)
今までcoconがしてきた宅トレは、ほぼ有酸素運動だったと気づいた瞬間でした。
回数ではない。
負荷。
どれだけ筋肉を酷使するかで、筋肉は使われ、成長するのです。
やるなら自分の持てる最大限の重量や負荷をかけて限界まで筋トレする。
これが一番効くと感じています。
食後の軽い運動のデメリット
「血糖値 タイミング」「血糖値下げる 運動」なんかで検索すると、必ずと言っていいほど食後の軽めの運動が紹介されます。
ただ、そのデメリットは、coconのように血糖値上昇抑制効果が血糖値上昇に間に合わないこと。
coconには、そんなのんびりした対策では不十分だったのです。
これはcoconのように極端の細い方や筋肉のない方、運動不足の若い女性には大抵当てはまっているんじゃないかと思います。
食後の軽い運動では間に合わない!?
もちろん、食後の運動でも血糖値は緩やかに下がっていました。
ただ、上がるものは上がる。
健常者の方は上がる前に抑えることができるのかもしれません。
でもcoconの場合はまず上がるのです。
これは、もう糖尿病の域に足を踏み入れてしまっているということ??
それとも運動が追いついていないだけ?
もう一つ考えられるのは、筋肉量が少ないこと。
筋肉量が標準的にあるなら、同じ運動でもより多く筋肉が糖を取り込むし、筋肉があるということは例え細身だとしても筋肉量分の体重もあるわけですから、自重という負荷がかかります。
coconは多分、最低限の筋肉しかなく、自重もかからないため、緩やかな運動では効果が感じられないのかもしれません。
いづれにせよ、明確な理由は分かりませんが、食後の運動はcoconにとって、いくら直後に始めても血糖値上昇を抑えるには間に合わなかったのです。
食後の軽い運動でも下がることは下がる
もちろん、上がった後、運動をすれば下がります。
でも、かなりしつこい上昇だと緩やかにしか下がりません。
そして運動強度にも注目。
軽い運動ほど下がり方は緩やかになります。
軽い運動をするなら、運動時間を長く取る必要があります。
1時間もジョギングやウォーキングをするのは、趣味ならいいですが、対策として継続するには少々ハードルが高くなります。
その点、筋トレはどこでもいつでもできます。
その場で即行動。
そして無酸素運動は短時間で効果絶大。
しかも筋肉がつけば、その分運動しなくてもどんどん糖を取り込む量が増えるということ。
です血糖値は上がる前に上げない対策
血糖値は上げないことが重要です。
でも、だからと言って、低糖質なものばかり食べていると糖代謝機能は下がるばかり。
糖は摂らないとどんどん代謝できない体になってしまいます。
だから、糖質制限はNGなのです。
でも糖質食べたら血糖値上がる。
だからこそ、その対策が運動です。
そして、食後の軽い運動では上がったものを下げる対策になります。
上昇してくる前に対策できる人はいいかもしれないですが、coconは食後の軽い運動では血糖値の上昇を止めることができませんでした。
追いつかないなら、食前の筋トレ。
これがかなり効果的でした。
というか、食後の運動で抑制できようができまいが、みんな食前の筋トレでいいのではないのか・・・。
食後なんて動きたくない。
そして、筋肉を増やしたいならハードな筋トレが必要。
そんなハードな筋トレ、食後になんてできない。
冗談抜きで吐いてしまうだろう。
もしくは、食後に筋トレができるというなら、それはハードな筋トレにはなっていないということです。
もちろん、それでも食後運動する場合いでも、筋トレの方が効果があります。
でも、血糖値が上がるのをビクビクしながら食べたくない。
何を食べても血糖値が上がらない体を作りたい。
そう思うなら、そのために必要なのは正常のインスリン機能と筋肉なのです。
そしてインスリン機能が落ちてしまっている今、coconに残された選択肢は筋トレしかないのです。