子どものおもちゃ、いつの間にかどんどん増えてしまっていませんか?
- 増えてしまったおもちゃの減らし方
- どんどん「増える」を解消する簡単な方法
- おもちゃを「減らす」サイクルを作る
この記事を読めば、おもちゃを定期的に減らし、「気づくと増えすぎ」状態を止めるサイクルの作り方が分かります。
「あげる」と言われても自分の要らないものは貰わない。
何事も簡単にすぐできる方法で、かつ効率的に物事を進めたい!と考える、coconが解説します。
おもちゃを減らす指標ができると、定期的な見直しが習慣になります。
- おもちゃを減らしたいけど行動に起こせない
- 面倒だな〜と思っている
この記事の目次
おもちゃの断捨離をする時の障害
-
- プレゼントでもらった高価な知育玩具、
- 教材についてくる細々したおもちゃ、
- お願いされてついつい買ってしまうおもちゃ・・・
「さあ、全部捨ててしまうぞ!」と思っても、子どもが嫌がりますよね。
しかし、悩んで後回しにしているうちにまたおもちゃは増えていきます。
おもちゃの断捨離は一気に行わず、サイクルを作ることが大事です。
まずは、子どもがおもちゃを手放すことに対する不安を解消してあげましょう。
おもちゃを手放すことへの不安の解消
「おもちゃを捨てる」と言ったら、必ず嫌がるのが子どもです。
普段使っていなくても、「なくなる」と思うと泣いて離しません。
かといって、無断で捨ててしまうのは良くありません。
おもちゃを手放すのを嫌がらずに断捨離するには、子どもが自ら選んで分別することが大事です。
子どもの気持ちを優先しながら整理しましょう。
増えたおもちゃの減らし方
ここからは年齢を踏まえた、おもちゃの減らし方を紹介します。
特に3歳ごろからのお子さんには、子どもの気持ちを尊重させてあげることが大事です。
おもちゃを減らす手順は次の通りです。
- ①おもちゃスペースを決める
- ②使うものと使わないものに分ける
- ③使わないものは隠す・仕舞う
- ④「おもちゃスペース」に収まらなくなったら断捨離
一つずつ解説します。
①「おもちゃスペース」を決める
おもちゃの収納スペースを決めると、おもちゃが無限に増えるのを防ぐことができます。
断捨離もスムーズになります。
- 「ここに入るだけ」と決めると一定以上おもちゃを増えるのを防ぐ
- 子どもにおもちゃの断捨離をさせる基準になる
- 断捨離をするタイミングが分かりやすくなる
詳しくはそれぞれの手順の中で解説します。
②使うものと使わないものに分ける
分別をするのはママかこどもか、年齢で変えるようにしましょう。
3歳くらいまではママの判断
小さい頃は「これは大切なおもちゃ」という基準ではなく、「これは自分のもの」という基準でてばなすことを嫌がります。
選ばせようとしたところで、なんでも「いや」という可能性が高いです。
もちろん、どう分別するかは大切です。
如何に「使わないもの」と「使うもの」の指標を示します。
使わないもの | 使うもの |
遊ぶ頻度が減ったもの | 最近買ったばかりのもの |
年齢的に対象外(小さいもの) | 年齢的にも物質的にもまだ十分使えるもの |
同じ種類のものがあり、その中で古いもの | こどものお気に入りのもの |
特に、「子どものお気に入りのもの」は注意が必要です。
子どもがいつも手にしているものはもちろん残してあげましょう。
と思われるかもしれませんね。
対象年齢以下のおもちゃを使い続けることがどう影響するか不安はあります。
しかし今まで見てきたところ(3歳)ではそれほど持ち続けたおもちゃはありません。
親が「もう赤ちゃんのだけど」と思うもの(基本的には絵本が多かった)でずっと持っていたものでも、ある程度経てば自分から手放しました。
おもちゃの対象年齢はそこまで心配しなくていいかな、と思っています。
3歳くらいからは子どもの判断
我が家の息子は3歳を超えたころから、おもちゃがないことに気づき始めました。
おもちゃの断捨離を子どもに判断させる基準は、以下のもので判断すれば良いです。
- 話して理解できる年齢である3歳ごろから
- おもちゃがないことに気づき始めた
- お片付けができるようになってきた
- 子ども自身が気に入っているものを自覚している
自分が大切にしているおもちゃと、おもちゃを片付けることの意味を理解できるようになってきたら、徐々に処分するということを教えていきます。
物の大切さを理解できれば、必然的に物持ちが良くなります。
購入する際にも本当に欲しいものだけ買う意識が育ちます。
「欲しい」おもちゃを子どもに選ばせる
ここで、おもちゃスペースを決めておくことが役立ちます。
「ここに入るだけ、一番欲しいおもちゃを選んでね」
と伝えて子どもの欲しいものを選んでもらいます。
「欲しい」か「要らない」か聞くと、欲しくなってしまいます。
子どもには入るだけ「欲しい」おもちゃを選ばせることで、「要らない」と言う選択肢がなくなります。
「要らない」のではなく、一番欲しいおもちゃだけを集めるのです。
子どもはたいてい一番と言っても、一つには決めきれません。
だから、「一番と思うもの」を複数選べば分別できるくらいの数になると思います。
選ぶ基準はもちろん子どもに任せます。
ポイントは
- 親の思いは極力無視
- 子どもがに一番欲しいものだけを選ばせる
- 選ぶときに誘導するようなこともしない
子どもが選んだものが「欲しいもの」ですから、おもちゃが少なくなった分別後も満足して遊んでくれます。
ただ、まだ買ったばかりの知育玩具などは、親のひいき目でそっと出しておくこともありますけど。
③使わないものは隠す・仕舞う
分別によって選ばれなかったおもちゃたちは、一時的にクローゼットや押し入れなど、見えないところに保管しておきます。
捨てずに保管するものは、
- 子どもが「あのおもちゃが欲しい」と言った時はすぐに出せる
- 子どもにおもちゃを捨てるわけではないことを伝える
ことで、「おもちゃがなくなる」不安がなくなります。
「見えないけど、家の中にある」と言う安心感で、一番大事なおもちゃ以外を手放せるようになります。
④「おもちゃスペース」に収まらなくなったら断捨離
おもちゃスペースを決めると、分別のタイミングが分かりやすくなります。
「使わない」と分別されたおもちゃは一時置き場に移します。
それまで、一時的に保管されたおもちゃはこのタイミングで処分となります。
しかし、全て処分するのではなく、
保管されたおもちゃで一回でも「あれは?」と聞かれたものは保留にします。
また、聞かれる可能性があるからです。
その後、
- 次の処分のタイミングで聞かれなかった、
- 一度もおもちゃスペースに戻らなかった、
おもちゃは処分となります。
定期的な断捨離でおもちゃを減らしてスッキリ
今回は、増えてしまったおもちゃの減らし方を解説しました。
増えたおもちゃの断捨離は億劫だし、子どもに嫌がられてなかなか進みませんよね。
おもちゃを減らす際には、子どもの気持ちを尊重することが大事です。
「おもちゃ」スペースを決めて、それ以上は増やさないと決めることで、
- 断捨離のタイミングが決まる
- 子どもにも「これ以上は入らない」とおもちゃを減らすことを説得しやすくなる
と言った効果があります。
初めは抵抗されても、
- 「捨てるわけではない」
- 保管という1ステップを設ける
ことで、子どもの不安が和らぎます。
また、簡単に「物を捨てる」意識をつけさせないためにも、すぐに捨ててしまうのは良くありません。
一度手放すと、今まで使っていたおもちゃが大事だったと気付くこともあるでしょう。
おもちゃが少ないことは、おもちゃを大事に使うことにもつながります。
まずはおもちゃを隠す、見えないところに保管することから、普段のおもちゃを減らしてみましょう。