ミニマリストの方も、そうではない方も、お部屋はスッキリさせたいものですよね。
ミニマリストというと、ものは最小限、大きなベッドなどとんでもないと考えているように見えるかもしれません。
でも実際は、ベッド派のミニマリストもたくさんいます。
ベッドを置いてもミニマルな環境は作れるのです。
また、ベッド不要派の方は気をつけることがあります。
それは床面のハウスダストです。
顔や体が床面に近い布団やマットレスを使用している方は、ベッド派よりハウスダストをたくさん吸収している可能性が高いです。
ハウスダスト対策をしておけば、ベッド不要でも安心な環境を作ることができます。
対策されていない方は、簡単なことからでも始めてみてくださいね。
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【ミニマリスト的ベッドなし生活】ハウスダスト対策で安心寝室を作る
- それでもやっぱりベッドがいい!
- デメリットを考えると、ベッドの方がいいかも・・・
そんな方のために、ミニマリストが考える、ミニマル的環境作りを邪魔しないベッドを紹介します!
「あげる」と言われても自分の要らないものは貰わない。
何事も簡単にすぐできる方法で、かつ効率的に物事を進めたい!と考える、coconが解説します。
- ミニマル向けベッドの選び方を解説
- タイプ別おすすめベッドを紹介
- ベッド生活の場合の注意点も
※ミニマリストを公言していますが、ミニマリストでもみんな考え方は違うので、イチ個人の意見です。※
ベッドを使いたい!ミニマル向きベッド
ベッド派のミニマリストはたくさんいます。
極度のミニマリストなら、どんなベッドを置いてもお部屋はスッキリしています。
ですが、比較的家具があるミニマリストの方や、ミニマルを目指す方にとってベッドは必ず部屋を圧迫します。
だからこそ、ベッドの選び方が重要になります。
ミニマルに見せるベッドの選び方
お部屋をスッキリさせるために避けるべきベッドのポイントは以下の通りです。
ミニマルにしたいならこんなベッドは選ばない
- 重い
- 見た目に圧迫感、存在感が強い(宮つき)
- 作りがごちゃごちゃしている
- 床とベッドの間に空間がない
- ベッド以外に余計なものや装飾が多い
ベッドの端に収納や棚がついているものを「宮つき」と呼びます。
宮つきベッドだとよりベッドの存在感が増します。
お部屋をスッキリ見せたいのであれば、宮つきベッドは選ばない方が良いです。
また、ミニマリストであれば購入時にぜひ考えておきたいポイントが次の2点です。
購入時に把握しておくべきポイント
- 組み立て式、分解できるか
- 処分方法は難しくないか
お部屋にベッドを置く場合には、スッキリ見えることを重視します。
後述しますが、ベッド下収納は全く魅力を感じません。
また、ベッド端の収納エリアなども、より圧迫感や存在感を与えます。
多用途であればあるほど、ごちゃごちゃして見えます。
しかしベッドに関しては、大きくて存在感が強い分、必要最小限の機能にしたほうがスッキリ感が増します。
ここからはタイプ別ベッドについてミニマルな環境にどう影響するか解説します。
当たり前のことから、ミニマルはこんな視点で見るのか、と思ってもらえることもあれば嬉しいです。
※ミニマリストを公言していますが、ミニマリストでもみんな考え方は違うので、イチ個人の意見です。※
解説の後にはそれぞれおすすめのベッドを紹介しています。
ここでおすすめするのは、ミニマリストであるcoconならこんなベッドが欲しい!そんなベッドたちです。
1収納タイプはミニマル的にはNG
収納タイプはベッド下に収納できるのが魅力です。
ものを全てここに収納できてしまうので、「いいな!」と思う方も多いでしょう。
coconが考えるデメリットは以下のことです。
前項で述べた、「ミニマルにしたいならこんなベッドは選ばない」のポイントに加えて以下のことを押さえておきましょう。
収納タイプベッドのデメリット
- ベッド下の空間がない
- 収納空間があるとものが増える
それぞれ解説します。
ベッド下の空間がない
ベッド下の空間がないということは結果、お部屋の「床が見える面積が少ない」ということです。
床が見える面積が少ないと、必然的に部屋が狭く見えます。
お部屋を広く見せるには、極力、床にはものを置きたくないのです。
ベッドを置くにしても床に密着したものは床が見えません。
少しでも空間があるものの方が、床が見えるのでスッキリ感が増します。
収納空間があるとものが増える
人は、場所があるとものを増やしてしまうものです。
収納がなければ、そもそもそこに入れるものを増やそうとは考えません。
ベッド下の収納だけを収納場所にするなら話は別です。
収納が増えれば増えるほど、ものを取り込むスペースの余裕ができます。
それを防ぐためにも、収納のあるベッドは初めから取り入れない方がいいと考えています。
ミニマルなお部屋にしたい方に収納タイプのベッドはおすすめできません。
ですが、その中でも買うとしたらコレっていうベッドを紹介します。
マットレスを取り除けば小座り空間としても使える【収納タイプベッド】
出典:楽天市場
収納もできて、ベッドとしてもくつろぎスペースとしても使えるのが魅力です。
ベッドのフレームがシンプルなので圧迫感が少ないです。
収納をここにまとめてしまえば、他に収納家具を置く必要がなくなります。
また、収納をここだけと決めてしまえば、それ以上ものが増えにくくなるというメリットもあります。
これなら、お友達が来る時などは寝具を取り除いておけば、おしゃれなお部屋に大変身です。
お部屋を広く使うことができます。
2ウッドフレーム(木製)は圧迫感を極力下げる!
木製のものは重厚な作りのものが多く、宮つきベッドが多いです。
宮つきの木製ベッドの中でも、お部屋を広く見せるコツはベッド自体の重圧感を極力抑えることです。
宮付き木製ベッドの選び方
- 床に接していないもの
- サイズは自分に適切な大きさで余分に広くないもの
- 組み立てが簡単なもの
ベッドのタイプ別で比較して、よりミニマルから遠のくのが、収納タイプと宮付きタイプです。
これらはしっかりした作りのものが多く、見た目にも存在感が大きいです。
その中でも特に素朴なデザインのものを紹介します。
パイン材が優しいスッキリ宮付き【木製ベッド】
出典:楽天市場
北欧の樹木で、自然な木目や節を感じられる優しく雰囲気のあるパイン材を使用しているベッドです。
カントリー調のデザインが可愛いです。
作りはかなりシンプルです。
組み立ても自分でする必要がありますが、軽いので処分や移動も簡単なのが魅力です。
床板は通気性が良いすのこを使用しています。
巻きすのこになっているので、収納も、梱包や運搬にもコンパクトになります。
引越しの際も、大幅な荷物スペースにもコストダウンにもなりますね。
注意点は、マットレス使用を前提で作っていることです。
マットレスを持っていない方は購入する必要があります。
ちなみに同じショップでマットレスも販売しています。
紹介しているのは一番安価なものですが、極厚20cmです!
他にもベッドサイズやコイル数の違いで種類があります。
3圧迫感を無くしたいなら、素材はパイプに限る!
お部屋をスッキリ広く見せるにはパイプ素材のベッドは相性がいいです。
骨が細いので、見た目にも存在感を抑えることができます。
パイプ素材のベッドのいいところ
- 軽い
- 組み立てが簡単
- シンプルなデザイン
基本的に、収納タイプや木製のベッドに比べて軽いことが特徴です。
移動や引越しにも他のベッドよりかさばらず、労力も軽減できます。
そんなパイプ素材のベッドの中でも、重宝しそうなものを紹介します。
折り畳み式で収納も簡単【パイプベッド】
出典:楽天市場
届いたらすぐ使える優れものです。
組み立て不要も、折り畳むことができるのもとても魅力的です。
ミニマリストには、これくらい簡素なものがグッときます。
極限まで存在感は削ぎ落としたいのです。
床板はメッシュになっているので、通気性が抜群に良いです。
難しい組み立て不要ですぐ使えるのが嬉しいです。
折り畳みも簡単だから毎日布団を上げ下げすることもできます。
折り畳んで収納してしまえば、お部屋を広く使えるのも良いですね。
4すのこタイプはシンプルなデザインを選べばOK
すのこタイプのベッドは、木製ベッドでも紹介したベッドも床板はすのこになっていました。
すのこにすることで、通気性が上がり湿気を回避することができます。
人は寝ている間にもコップ1杯程度の汗をかくと言われています。
汗は湿気の原因になり、カビを発生させます。
ここでは木製ベッドとは違う、すのこで出来たヘッドレスベッドを紹介します。
ヘッドレスでスッキリ見えのできる【すのこベッド】
出典:楽天市場
ヘッドレス、つまり先述した宮付きでないベッドということです。
余計なデザインがないのでかなりスッキリします。
また、脚の長さが調節できるののも魅力です。
床面から離せば床面積が増えてスッキリ感が増します。
完全に床に密着させてもシンプルなデザインだから圧迫感がありません。
さらに、こちらは2個くっつければダブルベッドのようにも使えます。
シンプルだからこそ出来ることです。
お部屋や状況で離したり繋げたり楽しめます。移動も楽々に出来るのも嬉しいです。
組み立ては少ないパーツで簡単にできるのも特徴。
5ロフトタイプは空間を有効活用できる
多用途に使いたいなら、ベッド下をスペースとして使えるロフトタイプがおすすめです。
ですが、いっそのことベッド下にスペースを作れるならロフトタイプも良いかもしれません。
お部屋を広く使えますが、高さの圧迫感が拭い切れません。
圧迫感、存在感を少しでも抑えたいなら、色やデザインで工夫するしかないですね。
ただ、お部屋に制限があり、あまり空間確保できない方には、ロフトタイプは最大限スペースを確保できて良いかもしれませんね。
中でもここでは、シンプル、細見え、簡単組み立てにこだわったベッドを紹介します。
シンプルで細見え、脚の取り外しができる【ロフトタイプベッド】
出典:楽天市場
こちらは151.5㎝のロータイプ、176.5cmのミドルタイプ、206.5cmのハイタイプの3タイプから選べます。
お部屋の大きさやベッド下収納の目的によって選べるのが嬉しいです。
そもそもミニマリストはものが少ないので、ベッド下に収納するものもそれほどありません。
こちらのベッドにはもう一点優れたところがあります。
それは脚の部分を取り除いて、普通の高さのパイプベッドとしても使用できることです。
これなら、ベッドを使う状況が変わった時、例えば、
- 引越しなどで生活環境が変わったとき
- 生活スタイルを変更したくなったとき
そんな時にも、ベッドを買い換える必要なく対応できます。
ただ、そういうのって一時的なもので、また普通のベッドに戻りたくなる可能性も高いです。
そんな時も、ベッドが無駄にならず活用できます。
- 2段ベッドで寝てみたい…
- ロフトベッドってどうなんだろう
そんな欲求も満たしつつ、飽きたら普通の生活に戻れる。
ミニマリストはベッド選びもシンプル!
何度も言いますが、これはcocon個人の考えです。
全てのミニマリストの方が同じ考えではありません。
それに、ミニマリストだからシンプルにしないといけない!というものではありません。
ものを最小限にして生きる人、そういう考え方をする人をミニマリストというわけですが、全てにおいてそうである必要はありません。
こだわるものはこだわるべきだし、好きなものは無理して減らすべきでもありません。
ただ大事なことは、自分が必要だ、大事だと思うものをしっかり見定めて人生を選択していくことです。
選択した今の自分に必ずしも必要ではないものを手放していくこと。
だから、大事なものはしっかり掴んでいていいのです。
そうして生きることが、自分の大切な人やものに囲まれた生活を実現できるのだと思うのです。
ミニマルなベッド選び
そんなcoconがミニマルにベッドを使いたいなら、見るべきポイントをまとめます。
- サイズ的にコンパクトなもの
- 見た目に圧迫感のないもの
- 軽いもの
- 取り外しできる・組み立て式のもの
- 床面積の確保できるもの
ここを押さえれば、圧迫感を与えがちなベッドもさらりとお部屋にマッチしやすくなります。
また、購入の際には移動や処分も簡単であることを考慮します。
軽くて分解したりコンパクトになるものなら、引越しや処分の際にもベッドそのままよりかなり手間も費用も抑えられます。
値段も良くて、しっかりした作りのものを長く使うという考え方もあります。
しかし、ベッドなど大きな家具はそもそもミニマルには不向きです。
しっかりした作りであるほど見栄えにも存在感が増すからです。
快適ベッドで安眠を
ここまで、ミニマルなベッドについて解説してきました。
ただ、ベッドは安眠を得るための道具です。
ベッドにはこだわりを持っていません。
しかし、ベッドにとてもこだわる方もいます。
より、安眠を求めるなら、良いベッド、広いベッド、マットレスのしっかりしたベッドを求めた方がいい場合もあります。
そんな方は今回のポイントを意識しつつ、自分のこだわりのベッドを厳選してくださいね。
ベッド不要派!の方は、主に床面のハウスダストは一番のデメリットだと思っています。
【ミニマリスト的ベッドなし生活】ハウスダスト対策で安心寝室を作る
これを防いだり軽減できれば、ベッド不要のデメリットは大したものではないと思っています。