ミニマリストに興味を持ち、所有物を減らし始めると、だんだん大きな家具や寝具が気になり始めます。
その中でもすぐに思いつくのはマットレスや布団ですね。
ベッドは圧迫感があるので使っていない人も多いと思います。
そこから、さらにミニマルを追求したい方へ・・・
ですが、最終的にやっと最適と思える方法に出会えました。
それは、ズバリ「キャンプマット」です。
今のところ・・・は、今後さらにすごい進化があるかもしれませんからね。
今回はその最適解について解説するとともに、おすすめのキャンプマットを紹介します。
キャンプマットがなぜ最適解なのか、それはcoconが今まで経験して出た結論です。
⬇︎キャンプマットが最適解に至った理由⬇︎
危険!ベッドなし生活マットレスのデメリット!正しい使い方と対処法
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- 家庭持ち!すぼらミニマリストにおすすめキャンプマットの使い方を解説
この記事を読めば、ミニマリスト、そしてズボラ主婦にとっても最適なんじゃないか、と思うベッドなし生活がわかります!
もうダニやホコリを怖がることもありません。(ない、とは言い過ぎです。)
その不安から必死で行なっていた日々のお手入れももっと簡単に、何十倍も楽になります。
「あげる」と言われても自分の要らないものは貰わない。
何事も簡単にすぐできる方法で、かつ効率的に物事を進めたい!と考える、coconが解説します
ミニマルになるには、マットレスでは不十分なことを共感してもらえたら嬉しいです。
この記事の目次
ベッドなし生活の最適解は「キャンプマット」
ベッドなし生活と言っても、ミニマリストではない人もいますよね。
しかし今回お伝えしたいのは、「極力物を減らしたい」ミニマリスト向けの最適解です。
ミニマルな生活を求め続ければ、いずれここにくると思うのです。
だから、ぜひ「こういう方法もあるんだな」と先に情報を得て欲しいです。
ミニマリストが愛用「キャンプマット」
キャンプマットとは、寝袋に寝る際、底付き感を軽減させるために、キャンプや野外で使われるマットのことです。
外で寝ても痛くない、寒くないような工夫がされています。
キャンプでは、寝袋の質よりこのキャンプマットの質が睡眠の質を決めるとも言われています。
そんなキャンプマット、お部屋の床で使っても同じような効果が得られるのは容易に考えられます。
そのキャンプマット特有の性質に着目して自宅で使い始めたのが、ミニマリストたちなのですね。
ここからはキャンプマットの良さを解説していきます。
キャンプマットのすごいところ
薄くて軽いキャンプマット、もうメリットはお分かりだと思いますが・・・
1コンパクトに収納できる
ミニマリストなら一番こだわりたいところです。
キャンプマットのタイプによっては、あまりコンパクトにならないものもあります。
また、収納にちょっと手間が必要なものもあります。
しかし普通のマットレスのことを考えれば、その差は歴然!
幅の取りようが違います!!
(全てではないです。マットレス感を追求しているキャンプマットは比例して厚みも大きさも増します。)
2薄くても底つき感がない!
もちろん、キャンプマットの種類や厚さによって多少は違ってきます。
しかし先にお話しした通り、本来キャンプマットは地面などの硬いところで寝るために作られています。
そして、自宅の床はどんなに硬くても外の地面やアスファルトより優しいです。
もちろん厚さがある方がより底付き感は減らせます。
ですが、マットレスより遥かに薄いのに同じような効果が得られるのは嬉しいですよね。
3布団が必要がない
キャンプマットを使っているミニマリストさんたちは、キャンプマット+寝袋で生活している方が多いようです。
重い、かさばる、がミニマリストにとって一番嫌いな言葉と言っても過言ではないです。
また、繊維は埃やダニの原因になります。
布団やシーツといった布類は極力省いていきたいものです。
そう、ご家族と一緒に暮らしている場合、なかなか寝袋生活を快諾してくれる素敵なファミリーは少ないのでは・・・?
そこで悩んでいましたが解決策が出たので、次回に書きたいと思います!
気になる方は次回の記事まで待ってもらえると嬉しいです。
4お手入れが楽
キャンプマットだからとお手入れをしなくていいわけではありません。
特に、寝汗をマットが吸収するのは普通のマットレスと同じです。
敷きっぱなしではカビの原因になります。
こまめに床から離して乾燥させましょう。
また、年に1回程度は水洗いできるマットに限っては有効なようです。
洗濯機で洗うより、お風呂の浴槽などで手洗いした方が安心です。
洗える素材ではなかったり、中身が複雑な構造のものもあります。
洗う時はしっかり洗濯表示や注意を確認してからにしましょう。
ただ、厚みが増すと洗うのも乾燥させるもの大変です。
乾燥が不十分だとそれもカビや臭いの原因になります。
一般的にお手入れは洗うほどではなく、乾燥させることを徹底しておいた方がいいようです。
5マットの上げ下げが楽
お手入れが必要と言いましたが、マットレスより遥かに軽いので、扱いも楽です。
天日干しはもちろんのこと、毎日の上げ下げと言っても丸めたり折って小さくできるものがほとんどです。
さらにズボラな人はさっと縮めておくだけで、あっという間にお部屋は広くなります。
6カビやダニの心配が少ない
薄くて通気性の良いキャンプマットは湿気が溜まりにくく出来ています。
カビやダニの好む湿度の高くなりがちな布団やマットレスと違って、発生や繁殖を防ぐことができます。
先に述べたように、簡単にお手入れできるので万年床になる心配もありません。
床から離し、日当たりの良いところで乾燥させるだけでカビの繁殖も防げます。
7収納がかさばらない
かさばらないのがキャンパーにとって、そしてミニマリストにとっても超大事なことです。
キャンプマットなら布団やマットレスと違ってコンパクトになります。
もちろん丁寧に収納すればより小さく。
(むしろ乾燥しないで収納してしまうとカビの原因になるので危険です)
キャンプマットの心配点
キャンプマットの魅力をお伝えしましたが、疑問点が出てきますよね。
- 本当に底付き感を感じないのか
- 底冷えしないのか
心配になるのはこの辺りではないでしょうか。
苦痛の感じ方は個人差があります。
一概には言えないですが、キャンプマットにもたくさん種類や厚さがあります。
寝心地重視の方には厚みの大きいもの、底冷えさせたくない方には断熱性の優れるもの。
ある程度好みを選べます。
あとは、慣れてくるものなので、普通に寝ることができればその後は自然と体が慣れてくると思います。
ではここからは、キャンプマットの種類と特徴を紹介します。
ミニマリストを叶える「キャンプマット」の選び方
毎日のお掃除を快適にしてくれて、布団のカビやダニの心配から抜け出してくれる夢のようなキャンプマットです。
ただ、種類もタイプもたくさんあります。
ミニマリストさんの間でも使っているものは幅広く違いがあります。
ここからはキャンプマットの種類とミニマリストさんたちが使っているものを紹介します。
キャンプマットの種類
ここでお話しするのは、キャンプやアウトドアで使う目的の話ではありません。
ミニマリストがお家で寝具として使うためのキャンプマットの話です。
ですので、詳しい説明は省きます。
簡単な特徴が理解できればご自身に合ったものが選びやすくなると思います。
キャンプマットには、大きく分けて以下の3種類あります。
- ウレタンマット
- エアーマット
- インフレーターマット
それぞれの特徴を解説します。
1ウレタンマット
他のキャンプマットと比べて違うのは、空気を入れて膨らませるものではありません。
そのため、敷くときも収納も手早くできます。
ウレタンマットの特徴
- 軽量
- 空気を入れる必要がない
- 耐久性に優れる
- 断熱効果も高い
- 圧縮することができない
- 折り畳みコンパクトになる
- 比較的安価
- 冬場はやや厳しい場合も(外で使用の場合)
野外より平坦なお家の床で使用する場合、寝心地にはそれほど重視しなくてもいいんじゃないかと思っています。
それよりも収納しやすい、扱いやすい、コンパクトな方が魅力的です。
ミニマリストさんに人気のウレタンマット
コンパクトで使いやすいので、多くの方が愛用されているようです。
初めてなら「まずはこれ」と言う感じです。
こちらは比較的安価で、人気の商品です。
シングルなら折り畳めば13×12.5×56cm ととってもコンパクトになります。
重さ270gと言うのも圧巻です。
もうこれで決まりでしょ!と思ってしまいます。
レビュー数も多く、ミニマリストのみならず、キャンパーにも人気だと分かります。
初めて使用する方にはお試し価格としてもお求めしやすい価格です。
こちらはキャンパーの間で超有名定番商品です。
どの記事でもとりあえず出てくるような逸品。
製造元のサーマレストは「アウトドアで最高の眠りを提供する」をコンセプトにしているのだそう。
そんなコンセプトを掲げて製品開発されているのだから、そりゃ安眠できると思いませんか。
お値段は少々張りますが、それだけ睡眠の質をグレードアップできると期待できます。
2エアーマット
手動で空気を入れて膨らますタイプのマットです。
寝心地は一番良く、収納するときは圧縮してコンパクトになります。
ただ、実際に出しっぱなしにすると空気を入れたまま縮めておくことはできません。
cocon的にはお部屋での存在感ありすぎであんまり嫌だなって感じました。(寝心地<<コンパクト)
エアーマットの特徴
- 携帯性に非常に優れる
- 寝心地がいい
- 比較的安価な方
- 真冬でも快適に過ごすことができる
- 空気を入れたり抜いたりするのは手動
- 穴が開きやすい
- 底冷えには適さない
ミニマリストさんに人気のエアーマットのキャンプマット
紹介されているブログを発見できなかったのですが、確かに使われています。
でも使っている方は少ないかもしれません。
ここでは、通販サイトで人気のものを紹介します。
3インフレーターマット
インフレーターマットは、エアマットのように手動で空気を入れなくても、半自動的に通気を取り込み膨らみます。
また、クッション素材にウレタンが使われているものが多いです。
エアマット、ウレタンマットの特徴を合わせもったマットと言えます。
インフレーターマットの特徴
- 自動膨張機能
- 感触が良い
- エアーマットと同じく設置や撤収に手間がかかる。
- 寝心地はとてもよい。
- 他のものと比べるとやや値段が高め。
他のものよりしっかりしている分、寝心地がかなりいいようです。
自動で膨らんでくれるので設置も楽です。
ただ、手軽に収納できないこと、圧縮しなければコンパクトではないこと、値段が高めなものも多いのがデメリットです。
このように、coconはコンパクトさ重視でウレタンマットの使用しか考えていませんでした。
ただ、へたりやすさを考えた時、一番耐久性が低そうなのがウレタンマット。。。
しかも毎日寝るのですから、ある程度しっかりしたものにした方がいいのかも。
と言うことでインフラーターマットの導入も考えるようにしました。
ミニマリストさんに人気のインフレーターマットのキャンプマット
寝心地重視のこだわり派でも、マットレスは手放したい!
そんな方にもインフレーターマットなら満足できるのではないでしょうか。
有名ブランドのコールマンなら、安心できそうですね。
厚さ5cmなのも頼もしいです。
こちらは厚さ2.5cmとやや薄めですが、重要900gと軽量です。
上に紹介したコールマンは約1.8kgですから、重さが全然違いますね。
手軽さ・お値段重視するならこちらの方がいいかもしれません。
番外編。合わせてヨガもしたい方向け
ヨガマットを併用している方もちらほら見かけます。
coconは宅トレ用にヨガマット持っていましたが、薄いものだとすぐヘタってしまってダメでした。
これくらい厚いと耐久性もいいのかな?
ヨガやトレーニングを兼ねたい方にはオススメかもしれません。
こちらもAmazonで高レビュー高評価商品です。
幅も広めなので、狭くて寝づらいと言う心配がなさそうです。
トレーニング目的ではイマイチな評価もあるようですが、クッション性がいいのは確かなようです。
ただマットとして使用するには特に問題なさそうですね。
ミニマリストとして使うために重視する点
キャンプ目的で人気が高くても、ミニマリスト的に適さなければ良いマットとは言えません。
この記事を読んでくれている方は、きっとミニマリストがお部屋で寝具として使うマットを探してますよね?
寝具として使うためにはキャンプ目的とは違った点で見る必要があります。
coconは次のようなことを重視すべきだと思っています。
- マットとして使用するときの形がコンパクト
- 耐久性が高い
- 十分に厚みがある
それぞれ解説します。
1マットとして使用するときの形がコンパクト
キャンプなら、マットはテント泊した翌日には収納して持ち運びます。
そのため、収納サイズがコンパクトである必要があります。
しかし、ミニマリストはお部屋で使います。
そして毎日使います。
毎回収納することはほぼないと思います。
空気を入れるタイプではないウレタンマットなら折り畳むだけですが。
そのため、膨らました後の形が重要となります。
お部屋の片隅に縮めておける、立たせておける、吊り下げておける、
2耐久性が高い
安価なものから始めましょうと言いましたが、安価なものほど耐久性が低い傾向にあります。
ウレタンマットはただでさえクッション性は低いです。
安価なものほどすぐにクッション性はなくなりペシャンコになる可能性が高いです。
エアーマットも一概には言えませんが、破れたりしやすくなるのではないかと思います。
そしてミニマリストにとって、マットは毎日使うものです。
毎日酷使すれば、いくら耐久性が良くてもへたり易さは早くなります。
値段が高いから良いわけではありませんが、高い分耐久性の高い素材を使っていると言う可能性が高いです。
3十分に厚みがある
フローリングは地面より優しいと言いましたが、それでもやはり床は硬いです。
今まで布団で寝ていた方がいきなりマットだけにしたら、そりゃ腰も背中も痛くなります。
そしてここでも、ミニマリストにとってマットは毎日使うものです。
毎日だからこそ、痛くならないものを選ぶべきです。
そのためには、厚みが必要です。
自分のこだわりを見つけて探す
coconは初め、薄さ、コンパクトさ、軽さを重視したいと思って探していました。
そこから、厚さも耐久性も必要と考えるようになったのは、実は失敗もしたからです。
ある程度しっかりしたものであったとしても、マットレスより軽くて扱いやすいのは変わりません。
家族構成、体格、寝入りやすさ、寝床環境・・・さまざまな要因が関係して、自分に合う寝具も人それぞれです。
何も気にしない方であれば、もうマットも要らないでしょう。
反対に、寝心地を重視する方は、そもそもマット無理かもしれません。
まずはご自分が睡眠に何が必要か考えてみてください。
その上で、良さそうなもののうち、簡単なものから試してみることをオススメします。
キャンプマットで快適なベッドなし生活
ここまで話してきて、布団の代わりにキャンプマットを使う良さが伝わったでしょうか。
そうですよね、他の方法も知りたいですよね!
そんな方もいるでしょう。
まずは今あるものを利用して何とかならないか気になります。
ただ、お手入れを簡単にベッドなし生活を実現したいなら「キャンプマット」が最強だと思っています。
別の記事で、ベッドなし生活でメジャーなマットレスのデメリットと対処方法を紹介しています!
⬇︎ベットなし生活「マットレス」のデメリット!⬇︎
危険!ベッドなし生活マットレスのデメリット!正しい使い方と対処法
キャンプマットなら早急にミニマルになれる
キャンプマットは、ミニマリスト歴の短い方にはまだまだ馴染みのない方法ではないでしょうか。
実は結構やっている方の多い、ミニマリストさんの間で人気のやり方なのです。
coconがこれまで最適と思っていたマットレスも、実はフローリングと相性がいいわけではないのです。
お手入れも大変だし、何より衣類や寝具、カーテンなど、繊維のものが多ければ多いほど、家の中のホコリは増えます。
- 物を持ちたくない
- 寝具や寝室を綺麗に清潔に保ちたい
- でもすぼらだからお手入れは手間をかけたくない
そんな方にキャンプマットはオススメです。
coconも毎日の布団のお掃除やマットレスのお手入れ、定期的なクリーニングと、メンテナンスしています。
些細なことですが、やはりなければ楽だし、なくなるとその手間も意外とかかっていたことに気づきます。
家族と共に暮らすミニマリスト
最適解と言っていますが、これはcoconのような家族と共に暮らす方や、ミニマリストを始めたばかりの方向けです。
ミニマルを極めるとものはどんどん減ってきます。
coconはミニマルではない家族と共存したミニマリストでありたいと思っています。
ミニマルになって欲しいけど、人に考えを押し付けるのもミニマルではないと考えます。
だから、人には強要しません。
できる範囲でミニマルな生活をしています。
それぞれ、家庭の事情や生活環境が違います。
それに伴い、ミニマルになれる度合いも変わります。
自分が一番落ち着く、一番都合のいい「少なさ」で良いのです。
誰かのように究極を目指す必要はありません。
最短でミニマリストになる道
また、これからミニマルな暮らしをしたい方にも情報を伝えたいと思っています。
ミニマリストを目指す方が、coconのような失敗や遠回りをできるだけせずに最短でミニマルを手に入れて欲しいのです。
何度も言いますが、coconは遠回りしました。
遠回りは、ものを無駄にしたということです。
もちろん、ものの処分には、ただ「捨てる」ではなく「譲る」「リサイクル」を目指しています。
ただ、マットレス生活やマットレス不要布団などの寝具はなかなか譲り手が見つからないのが現状です。
(ブランドや有名メーカーなら状態の良い早いうちに手放すことをおすすめします。)
ものを買うというのは、処分という行動が必ず必ず付いてくるのです。
そう考えられますよね。
これからベッドなし生活を始める方はぜひキャンプマットも選択肢の一つとして考えてみてくださいね。