ミニマリストの方も、そうではない方も、お部屋はスッキリさせたいもの。
そのためにも一番目につきやすいものと言ったらベッドです。
お部屋の中で、圧迫感をかもしだすベッド。
これを手放せば、お部屋はかなりスッキリしますよね。
ただ、ベッドなし生活を行う上で、デメリットもあります。
その中でも、coconが1番のデメリットだと考えているのが「ハウスダスト」問題です。
今回は、ハウスダストの基本から対策についてお話しします。
この「ハウスダスト」を克服すれば、ベッド不要派の大半のデメリットはカバーできると思っています。
- ベッドを使わないデメリットである、ハウスダストの解説
- ハウスダストによる体への影響
- ハウスダストの掃除・お手入れ方法を紹介
ベッドの圧迫感を減らしたくてベッドなし生活に転換したいと思ったのに、ハウスダストの怖さやお手入れの面倒さを知って、ベッドか迷ってしまった方もいるかもしれません。
ミニマリスト視点で見た、極力圧迫感を無くし、なおかつ高レビュー人気なおすすめベッドです。
⬇︎ベッドの選び方が参考になるかもしれません。⬇︎
ミニマリスト的お部屋スッキリ見せ!ベッドの選び方・おすすめ紹介
「あげる」と言われても自分の要らないものは貰わない。
何事も簡単にすぐできる方法で、かつ効率的に物事を進めたい!と考える、coconが解説します。
この記事の目次
床に潜むハウスダストを退治する
布団派にするかベッド派にするかは、「ハウスダスト」を受け入れられるかが一番重要だと思っています。
- ハウスダストを許容できる
- ハウスダストを取り除くことができる
ほとんどの人が、許容はできないけど、取り除くことはできると思います。
取り除くと言ってもそれほど難しいことではありません。
ここでは、ハウスダストのお掃除方法についても解説します。
ハウスダストの正体とは・・・
ハウスダストとは、家の中の非常に小さなチリやホコリです。
その中には、ダニの死骸やフン、カビ、花粉、人の皮膚、繊維など様々なものが含まれます。
漠然に、チリやホコリってそういうものと思っていましたが、ダニやカビと知ってとても怖くなりました・・・
そうなんだけど。
ハウスダストは床高30cmに多く存在する
ハウスダストは空中に舞っていて、常に人の動きや通気なので舞い上がったり沈んだりしています。
その中でも、床から30cmの範囲に最もハウスダストの密度が高くなるそうです。
ハウスダストは非常に小さいですが、動きがなくなると重力により床に落ちてきます。
動きがない空間では、より床面のハウスダストの密度が増すと考えられます。
つまり、寝ている間はハウスダストの多くは床に落ちています。
寝ている場所が床に近いほど、寝ている間により多くのハウスダストを吸っている可能性が高いのです。
ハウスダストが体に与える影響
ハウスダストを体に取り込むと異物と判断し、アレルギー反応を起こします。
具体的には、以下のようなアレルギー性疾患です。
- アレルギー性鼻炎
- アレルギー性結膜炎
- アトピー性皮膚炎
- 気管支喘息
アレルギー性疾患は誰でもかかる可能性の高く、一度かかると治りにくいという特徴があります。
花粉や鼻炎など、アレルギー反応を起こさない方もいます。
そんな方はそれほど害はないかもしれません。
アレルギーをお持ちの方、また、小さなお子さんがいるご家庭では、症状を悪化させたり、やはり床面に接した布団生活は少し危険かもしれません。
しかし、目に見えないハウスダストを吸い込んでいる事実は確かです。
被害が出ていなくても、し、あまり気持ちいいものではありません。
そんな不安や不快も取り除く、次のパートではハウスダストのお掃除について解説します。
ハウスダストのお掃除術
基本的には、掃除機をかけたり、拭き掃除でホコリやチリは取り除くことができます。
ポイントをお話ししていきます。
朝一番に掃除する
朝は、夜に床に落ちてきたハウスダストを掃除するのに最適です。
行動を起こす前に床に落ちているハウスダストを速やかに取り除きましょう。
ただし、布団を上げる作業でホコリは舞ってしまいます。
そのためには、布団を動かす前に掃除しなくてはならなくなります。
ハウスダストは壁際に溜まりやすいです。
布団を上げる前に、まず壁際から掃除して布団をあげてから床全体を掃除するのが良いと思います。
そんな場合は、布団をあげておいて、仕事後や家事の落ち着いたお昼頃に掃除を始めましょう。
朝、人の移動や布団あげで一度舞ったハウスダストもまた床に落下していると考えられます。
要は、寝室に時間を空けて入った初めに掃除をすれば良いのです。
その場合も、壁際から掃除を行います。
掃除機をかける場合は一番最後
掃除機をかけるとホコリが舞ってしまいます。
小さなホコリを床クリーナーや拭き掃除で除去してから掃除機をかけるようにしましょう。
毎日のハウスダストの除去は、床をクリーナーで拭き掃除するだけで十分だと思います。
チリツモ効果で、小さなホコリも掃除しなければ大きな影響を与えます。
でも、毎日ささっと掃除すれば、ずっと綺麗な状態が保てます。
ダニやカビの繁殖を抑える
ダニが繁殖しやすいのが布団です。
布団を清潔にしておくのが基本です。
ダニが好むのは、室温20〜30度、湿気60〜80%の環境だそうです。
また、カビも高温多湿な環境を好みます。
布団を上げるときは、寝ていた直後に収納してはいけません。
人が寝ていた温度と湿気がより彼らが繁殖する好条件となります。
乾燥によって、ダニやカビを死滅させるわけではありません。
ですが、乾燥することでより繁殖するのを防ぐことができます。
掃除機でハウスダストを吸い取る
布団の表面のハウスダストは掃除機で吸い取ることができます。
布団に多く繁殖するダニは、人のフケや皮膚をエサとします。
これらを吸い取ることでも、繁殖を抑えることができます。
寝室の環境を整える
毎日のお掃除に加えて、寝室の環境を整えることも大事です。
空気中のハウスダストは目に見えないため、お手入れが難しいです。
空気清浄機を置くことで、簡単かつ常に空気を綺麗な状態に保つことができます。
空気清浄機を設置する
空気中のハウスダストには空気清浄機も有効です。
空気清浄機は、コンパクトなものから高性能なものまでいろんな種類があります。
お手入れのしやすさや、扱いやすさから考えるとシンプルなものの方が効率が良いです。
coconは機械類は得意ではないです。
便利な機能よりシンプルに目的を満たしてくれるものを選ぶことが多いです。
⬇︎こちらでハウスダストに特化した空気清浄機を紹介しています。⬇︎
ズボラミニマリストが選ぶ!ハウスダスト特化な空気清浄機オススメ3つ
用途を絞って、その分コンパクトに低コストに出来ればより良いなと考えます。
定期的な布団のお掃除も大事
環境を整えるだけでも効果はありますが、布団自体を綺麗に保つことも大切です。
2宅配クリーニングなら簡単キレイに
水洗いはハウスダストを取り除くのに有効です。
年に一度程度は丸洗いできると理想的です。
面倒だな〜と思っているうちにどんどんクリーニングに出す時期を逃してしまっていませんか。
そんな方には、布団の宅配クリーニングをおすすめします!
宅配クリーニングなら、大きな布団を持ってランドリーに行く手間も省けます。
自宅にいて簡単、綺麗に仕上がってくれるのが嬉しいですね。
⬇︎ネットで依頼できるクリーニングサービスを紹介します。⬇︎
3直接当たるシーツなどは周期的に洗濯を
顔や体が直接当たるシーツやカバーは、週に1回程度洗えるのが理想的です。
毎週洗うのが難しくても、定期的には洗いたいものです。
また、カーテンやラグ、絨毯も埃の溜まりやすい場所です。
手軽に洗えるものを使用すると、洗うハードルも下がります。
ラグや絨毯は「置かない」と言う選択肢もあります。
置かなければ、掃除の手間はありません。
「置かない」はミニマリストへの第一歩です。
まだ実践されていない方は、ぜひお部屋を見直してみてください。
きっと、今まで「なんとなく置いていたけど別になくてもいいもの」があると思います。
ハウスダスト対策は簡単
ミニマリストやミニマルな生活を目指す方にとって、大きな家具は極力置きたくないものです。
その上で、一番に目につくのがベッドです。
ベッドなしのデメリットを克服する
ベッドはメリットも多く、その中でも、目に見えないハウスダストの対策には布団やマットレスより有効です。
ベッドのデメリットを考えるか、ベッドなしのデメリットに対処するかになりますが、今回は、ベッドなしで過ごせる対策を考えました。
ベッドなしのデメリットはハウスダストの対処以外にもあります。
ですが、ハウスダストは体への影響も与えるものですから一番大切だと思います。
このデメリットを克服すれば、ベッドなし生活の不安もなくなります。
ハウスダストの対策は簡単なこと
ハウスダストの対策は難しいことはありません。
毎日のお掃除や定期的な布団のお手入れで、十分綺麗な状態を保つことができます。
お部屋を綺麗に保つ空気清浄機や、布団のクリーニングサービスも紹介しました。
こういったサービスを使えば、もっと簡単に日々使う寝室を綺麗に保つことができます。
布団+マットレス愛用派ですが、もちろんデメリットもあります。
床面のホコリやハウスダストの心配
布団の上げ下げの必要がない
主にはこの2つ。
布団直敷きではないので床の痛さや冷たさは感じません。
立ち上がるのはむしろ今から楽せず鍛えておけば歳を取っても布団から立ち上がれるのでは。 pic.twitter.com/Cn1W4dMQgd— cocon@ゆるっとミニマリスト (@coconi55) August 7, 2021
ベッドなし生活は、毎日の布団の上げ下げやお掃除と、手間もあります。
しかし、布団を取り払った後の空間はとても気持ちいいものです。
ちょっとしたことでお掃除も簡単になります。
ぜひ簡単なことから始めて、ベッドなし生活を取り入れてみてくださいね。