前回、副業でライターとして月1万円を稼ぐために辞めたことを書きました。
結論だけ言うと、
- クラウドソーシングだけだと安定しない
- リアルの企業と繋がり、しっかり委託契約を結ぶ
ことで、安定したお仕事がもらえるようになるから、収入も増えると言うことです。
でもどうやってお仕事受注したらいいの?
素人がいきなり企業に売り込みとか、ハードル高過ぎ・・・
以前のcoconもそう思っていました。
素人だからこそ、クラウドソーシングの「案件」から始めるべきだと。
でもそれがそうでもなかったんです・・・!
otto、4歳の息子、0歳の娘と暮らす平凡な主婦。
日々の些細なことにも気にしたり凹んだりする豆腐メンタル。
かと思えば、信念を強く持ち、何事にも果敢にチャレンジするが飽き性が玉に瑕。
よく言えば芯がある、悪くいえば頑固。
コツコツ頑張ればいつかきっと見つかるはず!
この記事の目次
安定収入を目指すには転職活動
何度も言っていますが、安定収入が欲しいならやっぱりちゃんとした企業から受注する方が、稼げるようになるのに断然効率がいいです。
転職といっても、誰でも本業もあるし家のこともあると思います。
本気でライターやその上を目指したいなら、それこそ正社員として応募した方が早いです。
正社員募集なら結構転職の選択肢も広いです。
でも、そうではなく、少しずつ自分のペースでやっていきたいなら、アルバイトか業務委託。
特にcoconは業務委託一択でした。
アルバイトと業務委託の違い
ご存知の方も多いですが、coconはアルバイトと業務委託の違いをよくわかっていませんでした。
そして、自分の生活状況でもどちらがいいかは変わるので、その時の状況に合ったものを選ぶことが大事です。
アルバイトと業務委託の一番の違いは、アルバイトは「雇用」、業務委託は「請負」であること。
それって何に関係するの?
アルバイトと業務委託は働き方が違う
アルバイトは企業と「雇用契約」を結び、決められた労働時間に対して報酬を受け取ります。企業は労働者に対して、業務上の指示を出すことができるので、仕事の進め方や拘束の指示が可能になります。
要するに、会社のルールに従わなければいけないし、勤務時間が決まっているから自由は制限されますね。
労働時間の短い正社員みたいなものだね!
合ってるような合ってないような・・・正社員じゃないってば!
対して業務委託が企業と契約するのは「業務委託契約」や「請負契約」などと呼ばれるもの。
請負する個人事業主と企業には雇用と労働の関係とは異なり、双方の取り決めがない限り、個人の自由に仕事の進め方を決められます。
受注した依頼を納期までに間に合わせれば、いつ仕事してもいいってことだね!
これだけ見れば、業務委託の方が楽じゃん!って思いますよね。
でも、他にも違いはあります。
保険や福利厚生の有無、安定性が違う
アルバイトは、企業と雇用契約を結ぶため、健康保険や国民年金保険、雇用保険、労災保険に加入できます。
保険料は企業が半分負担してくれます。
雇用保険や労災保険に加入していれば失業時には失業手当が出ますし、病気やケガをした時にも傷病手当金を受けられます。会社への交通費などの福利厚生も受けることができます。
一方、業務委託は雇用ではないので、労働法は適用されません。
なので、企業の保険にも加入できませんし、福利厚生もありません。
病気やケガに対しては、個人で国民健康保険や国民年金保険に加入しておく必要があります。
また、発注者である企業は一方的に契約を解除することが可能です。
アルバイトとは大きな違いで、フリーランスが安定しないと言われる大きな理由ですね。
委託業務は確定申告が必要
確定申告・・・
フリーランスになることで1番の不安がコレではないでしょうか。
ただ、現代は確定申告もやりやすくなっています。
副業の範囲であればスマホでe-taxの作成ページを利用すれば簡単に作成できます。できた書類も郵送ではなくそのまま送信すれば完了。
coconは、10月からフリーランスになった昨年はそれまでは収入が1万円を超える月はほぼなかったので、e-taxで作成しました。
ちなみにe-taxで作成できるのは副業の範囲。
専業になると申告書が必要になります。e-taxでもできるみたいですが、やり方わからず。。
今年は中途半端に導入してしまっている会計ソフトをちゃんと利用して、書類を作ろうと思っています。
話は逸れましたが、そう、やってみればなんとかなるのではないかと感じています。
アルバイトだと確定申告とか考えなくていい、でも業務委託だと全部自分でしなければいけません。
大きな違いはこれくらいかと思います。
アルバイトと業務委託、どちらがいい?
結局アルバイトと業務委託、どちらかいいかは、やっぱりそれぞれ人によって異なります。
アルバイトは出社だろうと在宅だろうと「勤務」が基本
アルバイトは、
- 短時間でも外に働きに出れる人・出たい人。
- 都市部に住んでいる人(都市部の方が募集が多く、色々な執筆内容から選べる)
こんな人に向いています。
coconも初め、保険とか税金のこととか考えたくなくて、アルバイトで探していました。
cocon家はちょっと田舎なので、アルバイトとなると通えない距離ではないですが、すぐ行ける距離でもなく。
しかもこれから出産・育児を控えていたので現実的に無理。
そんな最中でも記事が書けるのはやっぱり業務委託一択でした。
実はライター以外の仕事も探していて、事務系なら在宅でできる仕事も多いです。でもアルバイトとなると、業務時間があるのです。
どんなに短くても1日の最低勤務時間が決まっていたり、細切れが許可されなかったり。
やはりアルバイトは「時間労働」なのです。
都心部、特に東京や首都圏なら、ライターに限らすさまざまな執筆関係の仕事がたくさんありました。
いきなり記事を書くのが不安な人でもアシスタント的な仕事から始めれば不安も少ないです。
自由に仕事を進められるのは業務委託
アルバイトを断念した、というか確定申告の覚悟を決めたcoconには業務委託一択で探しました。
全て自己責任としても、今のcoconには業務委託しかありませんでした。
夜中でも、早朝でも、細切れでも、子供を抱っこしてても、仕事できるのは業務委託だけです。
業務委託を選ぶべき人は、
- 外に働きに出られない人
- 決まった時間を予定通りに確保できない人
です。
自分の予定や突然のトラブルにも誰にも迷惑かけずに仕事ができるのは働き方で言っても業務委託しかありません。
(もちろん納期には合わせないといけないので、仕事が進まなかった分はどこかで帳尻を合わせる必要があります)
応募の方法や必要書類
さて、転職サイトで希望の仕事が見つかったら、いざ応募です。
応募は、転職サイトのフォームから必要書類を送信します。
一般的には、顔写真のある履歴書と職務経歴書が必要な企業がほとんどです。
職務経歴書とは、履歴書がプロフィール的な要素に対し、仕事について、より詳しく今まで携わった業務などについて書くもので、自分の能力や技術のアピールになります。
転職サイトなどでダウンロードできるので、そのまま使用しました。証明写真は、割高ですが、写真屋さんで撮ってもらえばデータとして購入することができます。
ちゃんと仕上がりも綺麗だし、枚数が限られないからたくさん応募しても安心です。
その前に受かりたい・・・汗;)
課題はどんなもの?面接は?
ライターの転職といえば、課題があることが一般的です。
大体は1000文字とかですが、3000文字普通に書かせるところや、導入部分だけ書くところもあります。
報酬が出るところもあれば、ないとことも。報酬はない方が多いです。
ライターの委託業務の応募で面接まで行ったことはないですが、他のアルバイトも実は面接を受けてて、全てzoomで行いました。
面接までやってやっぱりやらなかったものもあります。汗;)
ちゃんとスーツ着たり、新成人のような面接をした方がよかったのか。
正解は分かりませんが、私は普通のブラウス着るくらいでした。
背景は自宅の部屋だし。
その時は結果を待つまでに「やっぱり違う!」と思って辞退を申し出ました。
でも、色々な経験をしてみて「やってみればなんとかなる」と言うのがわかった。
ライターとして委託契約していただけた後も「本当にやっていけるのか」と不安に思っていたことも、今では3社掛け持ち(1社はほぼ稼働していませんが・・・)で回せています。
自分が不安に思うほど、世界は厳しくないのです。
やりたいと思ったことは、ひとまずやってみる。
ライターの転職活動におすすめの転職サイト
coconが利用したサイトと、実際に契約に至った転職サイトを紹介します。
と言ってもcoconが使っていたサイトであって、それを利用したからといっていい募集に出会えるとは限りません。
転職サイトよりも大事なこと
大事なのは、いろんなサイトを見てみて、使いやすいサイトを使えばいいと思います。自分の希望の仕事に出会えるかはサイトでは決まりません。
あと、クライアント側は複数の転職サイトに掲載していることが多いです。いろんなサイトを見て、募集数が多くても、同じ企業が出していたりします。
なので、実際は本当に募集できるのはないに等しいくらい少ないです。(全く未経験の場合)
coconはブログとクラウドワークスの実績が少々あったのでそれをアピールポイントにしましたが、それが採用に繋がったとは思えません。
本当にプロフィールが有効なのはちゃんとした実務経験がある時だけ。。
じゃあ実務経験がない人はどうすればいいの!??
もちろん、ポートフォリオや自分の書いた記事は重要。
それもない方は、自分で記事を書いてみましょう。
そして、まずは課題までこじつけることです。
課題まで進めたら、自分の記事を読んでもらえます。
記事さえ読んでもらえれば大きな一歩です。
実際に転職に繋がった転職サイト
実際に契約をいただいたのはエン転職、indeed、バイトルです。
バイトルは業務委託の応募は少ないのでちょっと微妙かもしれません。
indeedは、indeedがいいというよりは、他のサイトに掲載されているものがindeedにも掲載されている感じです。
反対かも。indeedは有名だから「とりあえずindeedに掲載」って感じで、どの企業もindeedは外さないのかもしれません。
エン転職は、他のサイトに載っていないライター募集が多いです。
あんまり大きな声で言えないけど、、これホント!
業務委託の件数も多めです。やり取りはサイト内でチャット形式のメールで行います。
書類選考や課題、面接など合格したら、企業のチャットワークなどでのやり取りになります。
coconは、2社はチャットワーク、1社はメールでやりとりしています。
使ってみて良かった転職サイト
coconが利用した転職サイトは、ライター向けから一般的な転職向け、アルバイト向け、ネットに載っているありとあらゆるサイトで応募を確認していました。
その中でも募集数が多かったのは、エン転職、indeed。
ライター転職向けのサイトとは
リクルートやdodaは転職サイトとして有名ですが、ライター案件としては正社員の本格的なものばかりです。
本気のやつを求めていない方には、あまり使える募集はないと思います。
毎日チェックしていたのは、indeed、求人ボックス、エン転職。
クラウドワークスやランサーズにも委託業務で企業が出しているものもありますが、個人がクライアントで出しているものが多すぎて、探すのが非効率です。
企業の募集だけを探すなら断然転職サイト。
また、ライター向けとかフリーランス向けのサイトとして、ママワークスやGreen、スタンバイなども利用しましたが、あまり現実的ではないかなというのが印象です。
ただ、時期によって募集があったりなかったりするので、定期的にできるたけたくさんのサイトを見て、思うものがあればあまり悩まずさっさととりあえず応募してしまいましょう。
転職に応募して受かるか心配
転職の募集に応募する際に決断できず前進できない方も多いのではないでしょうか。
これまでのcoconはそれで何度も諦めてきました。
今回、その壁を越えて募集できたのは大きな成長でした。
そして、やってしまえば怖くない。どんどん進めるようになります。
やってみたいけど進めない方、なんでもいいから一歩、踏み出してみてください。
思ったより簡単。
思ったよりいけるものです。
実際の課題で落ちた経験と採用に至った経験から思うこと
ママワークスはライター案件も多く、何度か応募しましたが、どの会社も課題までは通りますが、課題選考のあと見事に落とされました。
それは、ライティングの技術が至らなかった、のが一番ではありますが。
今、契約していただいている会社は、どちらも担当者様に恵まれているのか褒めて伸ばすタイプなのか、めちゃ褒めてくれます!
それってもう、技術云々じゃなく相性。
記事の書き方とか、まとめ方がクライアントの希望するものに近ければ近いほど、採用されるのではないでしょうか。
そして、その形はクライアントによって全く異なります。
だから、数回ダメだったくらいで諦めず、根気よく応募し続けるといつか相手側の求めるものとこちらのライティングがマッチする出会いがあると思います。
とりあえず応募するのが先決
応募する前は気になった募集があってもなかなか応募に踏み出せない人が多いのではないでしょうか。
特に初めて応募するときは、その一歩がなかなか出なくて時間だけが過ぎていく・・・
「緊張とか不安もだけど、ここに応募してもっといい条件の募集が出たらどうしよう」
そんなことを考えて踏み出せない人もいるかもしれません。
ただ、応募しなければ何も始まりません。
そして、思うよりもっと受からないもの。爆;)
それはcoconだけかもしれませんが、あまり実績のない人や全くの未経験の人、他ですごい技術を持っていたり体験をしている人でないなら、そんなものです。
受からない、というのもだけど、企業によっては返信が遅かったりもします。
だから悩むのに時間を費やしてやっと応募しても、そこからまた時間がかかると、さらに時間ロスです。
動くと決めたら進むのみです。
後からいい応募があるかもしれませんが、それに受かる保証だってありません。
採用されたら、そこが運命だし、ちょっとくらい希望していた記事が書けなくてもやってみます。
意外に書けたり、新たな得意を見つけられたり、良い方向になることも十分あり得ます。
とりあえず少しでも良いなと思った募集には応募してみるべきだね!
複数社応募してOK
そして、複数社応募しておきましょう。
企業からの返信は早いところも遅いところもさまざまです。ひどい時には返信すらない、何週間も経ってから返信がある企業だってあります。
そんな返信を待っている暇はありません。
ダブって第一選考が通ったら通ったで、どれも同時進行すれば良いのです。
最終的に残った企業から選ぶだけです。
ただ、注意点として、あまりギリギリになっての辞退は避けましょう。とはいえ、面接までいって落とされることも十分あり得るので、こちらも最終までしっかり考えるべきです。
契約が成立してからはさすがに断るのはマナー違反同様に失礼だと思いますが・・・
なかなか決めきれないよね。汗;)
だからこそ、正社員ではなくアルバイトや業務委託を選ぶべきなのです。
自分にあった仕事もちょっと違う仕事も色々あったとしても、いろんな企業の仕事を掛け持ちできるので、ちょっと違う仕事も続けられます。
どうしても、やってみて「やっぱり違う」と思った時にも辞めるハードルが低いです。
安定収入を得るのが収入アップの近道
転職に向く転職サイトを書きたかったのですが、自分の使ったサイトしかわかりませんでしたww
しかもそんなに中身がないという・・・
ただ、本当に、どこのサイトがいいとかじゃなくて、自分がしたい仕事内容の募集に出会えるかどうかなので、色々たくさん探し続けるのみだと思っています。
そして、「自分がしたい仕事」って、思っているだけで実際はやってみたら内容が違ったり、作業工程が自分のやり方と合わなかったり、色々なので応募の前にはあまり考え過ぎず応募してみるのが先決です。
そして、やったことないジャンルでも、実際には書きやすいように丁寧な指示書を準備してくれる企業もあります。書き方に関しても、実際に受注をしてみないことにはわかりません。
採用されれば、安定して受注できるようになります。
報酬が少なくても、安定してもらえれば、クラウドワークスで高単価の案件をつき1回か2回あればいいくらいの仕事より全然稼げます。
だから、取り合えずやってみる、前進するのみ!