第2子妊娠中に妊娠糖尿病になったcoconです。
35歳を過ぎていたからという理由が一番大きいと思いきや、実は第1子の時もスクリーニングは引っかかっています。
糖尿病家系ではなく、肥満もなし。
ただ、糖尿病への危機感は一番coconがわかっている。
それは「砂糖依存」の事実と、痩せ過ぎているリスク。
otto、5歳の息子、0歳の娘と暮らす平凡な主婦。
日々の些細なことにも気にしたり凹んだりする豆腐メンタル。
かと思えば、信念を強く持ち、何事にも果敢にチャレンジするが飽き性が玉に瑕。
よく言えば芯がある、悪くいえば頑固。
多分放っておくと糖尿病まっしぐらです。
これは素人がインターネットで収集した情報をもとに自分の考えたことを綴ったものです。
信頼性や専門性は微塵もありません。根拠も証拠もすっ飛ばして、ただ収集した情報をもとに、自分の考えを整理して実行していく記録です。
デマや間違いの情報もあるかと思いますが、勉強不足のためお許しいただき、温かく見守っていただけると幸いです。
また、実行される場合は参考程度に留め、自己責任でお願いいたします。
この記事の目次
妊娠糖尿病が治っても油断できない
妊娠糖尿病になって心配な日々を送っているプレママの皆さん、そして、出産後無事検査で正常と言われほっとしているママさん。
まだ、というか、引き続き油断は禁物なのです。
妊娠性糖尿病の人が糖尿病になるリスクは7倍
この事実はまず知っておくべき。
正常の妊婦さんに比べて、将来糖尿病になる確率は7.43倍である
妊娠糖尿病が治っても、妊娠中に判明したということは、多少なりとも正常の妊婦さんより耐糖能が低かったということ。
定期的な健診を受けない(受けるように言われなかった)としても、日々の食事には注意しなくてはいけない。
さらに、coconには糖尿病になるリスクファクターがまだあるのだ。
痩せている女性が糖尿病になるリスクも7倍
糖尿病になるリスクは「痩せている」こと。
厚生省のホームページにも書かれている。
2.痩せ体型は普通体重の人よりも糖尿病発症リスクが2倍(注3) という報告も。
さらに運動不足で筋力のない場合。
特に痩せた若年性の女性に顕著で、順天堂大学の研究で有名である。
糖尿病リスクは7倍。
標準体重に比べて、痩せ型の女性では耐糖能異常の割合が約7倍高いことが明らかになり(13.3% vs 1.8%)、その率は米国の肥満者における割合(10.6%) よりも高い率でした。
まさにcoconのこと。若年性を除いては。
だから、妊娠性糖尿病はなるべくしてなったのだ。
糖尿病って糖を取ったらダメな病気?
coconはそう思っていました。
長年の糖漬けで発病する。
だから糖を摂取したら血糖値が上がる。
糖尿病は血糖値が上がるのがダメだから、血糖値を上げないようにすることが必須。
なら、血糖値の上がらない食事をする。
糖は血糖値を上げるから、糖質制限。
糖質制限すれば血糖値が上がらないから、万事急須。
・・・・とは、いかないのです。
これが糖尿病の怖いところ。
糖をとっていないと耐糖能はどんどん退化する。
すると、ほんの少しの糖分を取っただけでも血糖値は爆上がりするようになってしまう。
それどころか、糖質を含まないものを食べても血糖値が上がるようになってしまう。
そして八方塞がりになり、何を食べても食べなくても血糖値は上がり続け、血糖コントロールができなくなり、、、
合併症のリスクも上がるのである。
もちろん、そうなる頃には自覚症状も出て、治療もしているだろうけど。
でも、糖尿病は全身の慢性疾患に影響する怖い病気。
できるだけ早く対処しなければいけない。
糖質制限がブームな世の中だけど?
糖尿病の治し方を調べていると、糖質制限派と糖質を摂らないといけないと言っている情報とがあります。
どちらが正しいのか。
coconもずいぶん悩みました。
お医者さんは糖質を摂らなければいけないという。
でも、現実はご飯を食べて血糖値が上がり続け症状がひどくなった人も多いみたい。
じゃあ糖質制限してたら進行も抑えられるし、いいんじゃない?
糖質制限って、高脂質食ってこと??
糖質制限は結果的に高脂質摂取
そうまでは言わなくても、糖質を制限するなら食べられるものは脂質かタンパク質。
「そんな脂食べられないから」って思っている方も、脂ののったお肉ばかりが脂質ではない。
例えばヘルシーと言われがちな、
チーズ、アボカド、〜〜オイル系。
こんなのは立派な脂質。
納豆や卵だって、食べすぎるとよくない。
他にも、牛乳や生クリーム。ヨーグルトや豚肉だって、脂質が多めなのです。
糖質制限っていうと、なんだか最近の流行り(日本だけ?)で、ロカボのお菓子もたくさん出ています。
でも、低糖質スイーツを作るためにはその対極にある脂質がたくさん使われているのだ。
糖尿病の原因は脂肪過多
実際、糖尿病の原因は糖ではない。
ここで考えている糖尿病は後天的に発症する「2型糖尿病」。
これは、インスリンの抵抗性が低くなったり、インスリンの分泌低下で起こる。
そして、そのインスリンの障害の元となるのが、肥満や運動不足。
- 肥満はインスリンの働きを悪くするから。
- 運動不足は筋肉が減るから。
筋肉には血中の糖を取り込みエネルギーに変えてくれる役割をしているのだ。
そして筋肉のない痩せた体がさらに脂肪の比率が多くしまうとより糖尿病リスクが上がるのは容易に考えられる。
となると、肥満と運動不足の細い人は見た目は大きく違っても、体を構成している脂肪の「割合」で見ると大して変わらないのだ。
そこへ糖質制限をしてしまうと、糖が入ってこないので、より耐糖能は悪化。
ましてや、その分脂質を摂取しだすと、体の中はどんどん脂肪が増え、ますます糖尿病発症へ加速する。
というのが、糖質制限について調べ、考えた今までのcoconの理解。
間違っている解釈もあると思うけど、多分そういうことで、糖質制限して糖尿病が治ることはないとわかった。
糖質制限して、おまけに脂質を取り続ければ、より悪化させるだけなんだと思う。
リスク高い糖尿病にならないためにすること
coconのような
- 極度な痩せ型
- 運動不足または有酸素運動ばかりしてきた
- 砂糖依存になっていた
- 糖質制限していた
そんな方は、一度血糖値を測ってみたほうがいいかもしれません。
特に長期で、食事制限などしていた方。
運動は、運動不足だけじゃなく、有酸素運動も。
痩せている女性は筋肉太りしたくないから、筋トレより有酸素運動をしている人が多い。
coconだってそうだった。
引き締まった健康的なボディじゃなく、細い線のような体が理想だった。
だから、無駄に動いていたし、負荷より回数、体を動かすことを重視していた。
そして、何より体重。見た目より体重。
出産後、体重はさらに減った。
見るからにガリガリ。
これを喜んでいた自分が情けない。
一刻も早く戻したい。
それでも、単純に太ればいいわけではない。
coconの体の中も、もう脂でいっぱいかもしれない。
どれも摂取量は多くないけど、比率で言えば、そういうことになる。
そして今は何を食べても血糖値は結構上がってしまう状態。
ここで、糖質をしっかり摂らなきゃ!と言ってバクバクご飯を食べてしまったら、毎食後の血糖値は爆上がりの連続、危険なことになる。
それこそ糖尿病にまっしぐら。
今できることは「血糖コントロールしながらの筋トレ」
なんだと思う。
リブレで血糖値を把握
いろんな不安からついに購入したリブレセンサー。
購入レビューの話はこちら↓
リブレで甘いもの欲やちょこちょこ食べが減った話↓
センサーをチェックしながら、巷で言われる血糖値を上げない食事をする。
- ベジファースト→タンパク質→炭水化物
- 食前のリンゴ酢、桑の葉茶
- よく噛んで食べる
- 薄味
- お米は大麦(白米以外ならいいと思う)
とりあえず取り入れているのはこれら。
甘いもの欲は減ったけど、やっぱり名残惜しくなるので、食後にひとかけら、チョコやアイスをつまみます。
ほんと少量。
それでも上がりますが。。
そうして、上がらない糖質量を把握して、ちょっとずつ糖質を増やしていく作戦(?)です。
本気の筋トレをする!
食後10分のスクワットがいい、とか、食後15分のウォーキングがいいとかよく聞きます。
でも、本気で治したいなら、多分筋肉をつけることが必要。
食後〜とか、多分その時だけの対処法です。
もちろんやるけど。
そして、筋肉つけるにはやっぱり筋トレ!!
coconの場合、よほど耐糖能が終わってるのか、食後〜緩やかな運動ではほぼ下がってません。
1時間ウォーキングくらいすれば正常まで下がりますが。
即効性を求めるので、筋トレ。
それも、自重ではほぼ効いてないこともリブレで判明。
ottoの持っているダンベル5キロ持ってスクワットすれば、なんと劇的に下がったのです!
これまでcoconが気休めにやっていた筋トレはなんだったんだろう。
全く効いていなかったのだ。
これもそれもリブレセンサーをつけたおかげ。
誤差が大きいので確かなことは実際に測ってみないと分かりませんが、少なくともいい数値が出るまではこれで続けていこうと思っています。
危機感からの体質改善で起こった気持ちの変化
「糖尿病になるかもしれない・・・!」という不安と本当の危機感が迫って、やっといろんなことが動き出しました。
これまで、
甘いものやめなきゃいけないけど〜
運動したほうがいいのはわかっているけど〜
(動いているのは人より多いからカロリーは消費している)
脂はそんなに食べてないし〜
(ラーメンとかファストフードもそんなに食べない)
激甘デザートも少量しか食べないし〜
「いつも低糖質のお菓子選んでるし」
それが一番悪かったんだ・・・!!
そして「痩せていたい」願望。
今までは数字重視だった。
でも現実をしっかり見たら、細くても綺麗な体ではない。
ガリガリで全く女性らしさもない。
綺麗な体になりたい。
筋トレすればお腹が空く
普段、ちょこちょこ食べ、運動不足(有酸素はしていたにもかかわらず)で、お腹がぐーぐー空くことがほぼなかった。
いつもお腹だけはぽっこり。(今もだけど)
そして、食べて満腹になるのが嫌だった。
満腹になると後がしんどくて、動くのも億劫。
この時、高血糖になっていたんだろうな、と今は思う。
だから満腹にならないよう、ご飯は控える。
でも満たされないから、結局ちょこちょこ食べていた。
その辺の改善についても考え直しています。↓
結局「食べ過たら太る」の概念が拭えず、色々ウロウロしていた。
でもそんな思想も、筋トレで一気に変わった。
筋トレするとお腹が減る。
満腹が嫌とか言ってられない。
今は、しっかり噛み締めて、味わって食べる。
いつか、大盛りご飯を頬張れる日が来るのを夢見て。
当たり前の食事で当たり前の満足を取り戻したい
長年、一人前の定食も食べられなかった。
食べたいご飯も食べられなかった。
太る、とか、気持ち悪くなる、とか。
それが「何も考えずたくさん食べられるようになりたい」と思えるようになった。
久々に取り戻した感情。
大事にしたい。
筋肉をつけるのも大変だと思う。
道のりは長いけど、焦らず、でも着実に、頑張っていきたい。
最後に
最後は妊娠糖尿病から話が逸れましたが、、
痩せていて妊娠糖尿病になった方は何かしらの共通点はあるかもしれません。
ご飯食べてる方は特に、筋トレすればすぐに改善できると思います。
何かの参考になれば幸いです。
でも、これだけを鵜呑みにせず、ここからご自身で信頼できる情報を集めていただきますようお願いいたします。
そして、可愛い我が子が産まれ、育児に励んでいるママさん。
育児も家事も頑張りすぎず、たまにはリフレッシュして心身の健康を維持してくださいね。