別の記事で、ミニマリストが考える、赤ちゃんとの暮らしに必要最小限のベビー用品で揃える考え方をご紹介しました。
ベビー用品の揃え方!全部揃えない。赤ちゃんとミニマルの共存を目指す
「あげる」と言われても自分の要らないものは貰わない。
何事も簡単にすぐできる方法で、かつ効率的に物事を進めたい!と考える、coconが解説します。
必要なものが増える赤ちゃん期を乗り越える考え方は上記に記載した記事で述べています。
根本的な考え方が変わると、自分には必要かどうか考えられるようになります。
ミニマルな暮らしの原点は「増やさない」ことです。
大量のものから、「買わない」を選択することなのです。
今回は、特に、後々手放すのが大変になる大型のベビー用品に対して、具体的にどう考えるか、coconの場合を述べてみたいと思います。
この記事の目次
ミニマル的に大型ベビー用品の揃え方を考える
購入してしまうと、保管も処分もコストや手間がかかる大型用品。
出来ればより効率的に揃えたいですよね。
その1番の方法は、「買わない」。
そして使用を検討する場合は「レンタル」です。
レンタルの良さは、利用期間を選べ、気に入れば延長できます。
中には、そのまま購入できるレンタルサービスもあります。
⬇︎ミニマル的レンタルのメリットデメリットはこちら⬇︎ベビー用品の揃え方!全部揃えない。赤ちゃんとミニマルの共存を目指す
また、ベビー用品だけでなく、大型おもちゃのレンタルもできるサービスを紹介している記事も書いています。
大型おもちゃのまとめ記事ですが、レンタル方法や仕組みは同じです。
⬇︎レンタルをしたことがなく、始めてみたい方はこちらから⬇︎
大型おもちゃレンタル5社!メリット・料金・サービスまで徹底比較!
当記事は大型おもちゃのサービスですが、大型ベビー用品の取り扱いも多いので比較のための参考にはなると思います。
では、どういう状況なら必要ないのでしょうか。
coconが実際に子育てをしてきた中で、これらのベビー用品に対して購入前に気を付けるべきと思うことをお話しします。
これからのご自身の子育て環境と照らせ合わせて必要不必要を考慮する参考になれば嬉しいです。
また、購入は後からでもできます。
車に乗るならチャイルドシートは必須
チャイルドシートは車持ちなら絶対必要ですよね。
特に新生児から乗せるものは、大きくて重くて、取り付けも大変です。
そして費用もかかります。
そんな大変な思いをするのに、使うのは大体3歳まで。
中にはもっと使えるものもありますし、パーツを取り外すことができるものもあります。
しかし、より赤ちゃんをしっかり保護するシートでは、赤ちゃんをしっかり包み込むような構造になっています。
そのような構造は、すぐに窮屈になってしまいます。
我が家の息子はむっちり体型(息子の名誉のために・・・ぽっちゃりではないです、がっちり?)なので、3歳になる手間からすでに座らせるのが大変でした。
実質、平均的な体型の男の子なら3歳になった辺りでアウトではないでしょうか。
赤ちゃんがどんな子に育つかなんて、産まれる前は分かりません。
産まれてからであっても、もちろん分かりません。
それでもチャイルドシートは赤ちゃんが産まれたその日から、車に乗せるのであれば必要です。
チャイルドシートやベビーカーというのは、毎年新作が出ますし、流行り廃れがあります。
その時新作で高いものを買っても、数年後には「中古では売れない」という事態になりかねません。
使用後に手放したいのであれば、レンタルが一番確実です。
そんな場合は、人気商品の型落ちを購入するのが狙い目です。
型落ちは昨日も十分備わっているのに、新作が出たからという理由で、値段もガクッと下がります。
新作も翌年には型落ちになります。
それなら、機能性が十分備わっていれば、型落ちで十分ではないか、と思います。
そして、人気商品なら、その後フリマなどでも買い取ってもらえやすくなります。
ベビーベッドを使う常識を見直す
我が家は布団で寝ています。
だから寝室にはベビーベッドは必要ありませんでした。
でもリビングには必要でした。
「ベビーベッドを使うのが普通」という意識ももちろんありました。
ただ、床に直接布団を敷くのは、底冷えやハウスダストの心配があると理解したからです。
我が家の場合、リビングで日中寝ている赤ちゃん期を過ぎればもう必要なくなるのは目に見えていました。
なので、ベビーベッドの購入は避けたかった。
色々考慮した結果、折り畳みしきの簡易ベビーベッドを購入しました。
結論から言いますと、簡易といってもとても重く全然手軽ではありませんでした。
失敗…とまでは言いません。
ベッド部分を取り外しゲージにもなりましたので、7ヶ月くらいまでは使用していました。
どんなに事前に調べても、失敗することもあります。
ただ、大型なものほど後の保管に困ります。
「本当に使うかな?」と思うものは、ひとまず購入は控え、それがない状態で暮らしてみることも一つの手です。
必要だし、使用後の保管や処分方法(売ったり譲ったり)が大体見通しが付いているなら購入してもいいかな、と思います。
購入するにしても、レンタルでどんなものか使い勝手を見てから購入することをおすすめします。
種類の多いベビーカーも悩みのタネ
ベビーカーは、抱っこ紐だけでやり過ごそうと思えば、できてしまう。
人によっては、究極必要ないとも言えます。
しかし、やはり便利なものだし、ほとんどのママが使いたいと思うと思います。
ただ、ベビーカーは赤ちゃんが産まれてから準備しても十分間に合います。
基本的には、新生児にはしっかりしたタイプのものが必要です。
その分お値段も張ります。
赤ちゃんの寝心地を考えたら、より性能の良いものを求めたくなります。
ベビーカーの使用頻度も人それぞれ。
ベビーカーより抱っこ紐の方が移動が楽な生活スタイルの方もいるでしょう。
もしかしたら、ベビーカーに乗りたがらない子かもしれません。
初めから購入するには、費用と保管、処分のリスクを伴います。
レンタルなら、機能性も選べます。
最新のものは無理かもしれませんが、ある程度人気のものも利用できます。
赤ちゃんがどのように成長するか分からないものほど、まずはお試しから、少額少量から、が基本です。
抱っこ紐は購入もありと思う
ベビーカーは購入しないという方もいるかもしれませんが、抱っこ紐はほぼ皆さん購入すると思います。
どんなものを購入するかを迷いますよね。
新生児から使えるものとして、専用のインサートをつけるタイプがあります。
coconの失敗例は、このインサートを購入したことです。
インサートに寝かせても不安定で泣いてしまうし、自分自身も扱いづらかったです。
結果、ほぼ使用しませんでした。
こういうのは使用してみないとわかりませんね。
coconの場合、首が座るまではスリングの方が安定しました。
首が座るまで(というか体が収まる間は)スリングを使っていました。
初めての1ヶ月検診にもスリングで行きました。
荷物も1人で持ち、ワンオペ初ママでしたが、他のママさんよりかなりスムーズに抱き下ろしできました。
抱っこ紐は必要だけど、新生児から使えるものではなくてもいいかな、というのがcoconの考えです。
そして、抱っこ紐もレンタルでいいか、というと・・・
なぜ?
抱っこ紐をすると、赤ちゃんもママもたくさん汗をかきます。
ミルクや離乳食の吐き戻しをしてしまうこともあるでしょう。
もちろん洗えます。
でも、何となく誰かが使っていたものを使うのも、そして自分が使ったものを次に誰かが使うのも、少し気が引けます。
(もちろんクリーニングも除菌もされていると思います!)
人によっては毎日酷使するものです。
お子さんが成長し、だんだん体重が重くなればそれだけ抱っこ紐も痛みます。
毎日フルで活用して、なおかつ抱っこが大好きな子であれば、費用を出しても回収できるだけ十分なコストパフォーマンスがあります。
汗もよくかく子で洗濯してばかりでした。
約2年ほど?使い古した抱っこ紐はクタクタ、毛玉にもなっていて、誰にも譲れる状態ではありません。
また、レンタルとなると結構な期間を利用することになるので、費用もそれなりにかさみます。
- 毎日使う、
- 長い期間抱っこも想定できる、
そんな方なら、抱っこ紐は良いものを買ってもそれだけ価値を使いきれると思います。
反対に、
- 毎日使うことを想定していない、
- 職場復帰などで利用期間も短い、
そんな方であればレンタルの方が安く済む場合もあります。
使用頻度や期間、また産後のご自分の生活スタイルに合わせて購入を検討してみてください。
ベビー布団は生活スタイルで大きく変わる
coconはベビー部布団を全く使いませんでした。
寝室では、まだ小さな赤ちゃんだけをベビー布団に寝かせることはありませんでした。
それが、少し大きくなると1人で寝かせて…と思っていましたが、現状今も一緒の布団で寝ています。
一度その習慣ができると、それを変えるのを嫌うのは大人より赤ちゃんの方が敏感です。
毎晩一緒に寝ていたのに、1人でベビー布団に寝かせるタイミングを逃してしまいました。
赤ちゃんと一緒に寝ることに不安や心配がない方は、敢えてベビー布団を準備しなくてもいいんじゃないかなと思います。
簡易のベビーベッドを準備しようと思っている方は要注意です。
ベビー布団がベッドに収まらないという事態が起こることがあります。
ベビー布団って結構サイズが大きいのです。
ベビーベッドに収まらず、いよいよベビー布団の出番は無くなりました。
バウンサーもレンタルでいい
バウンサー、これは本気で欲しいと思いました。
ここで揺れれば寝てくれるのか。
そしてこれを日中のベッド代わりにすれば・・・
誰しも一度はそんな思いをよぎらせるのではないでしょうか。
バウンサーに乗せ続けていいのは数時間が限度。
長時間は良くないと書いていると思います。
そして、赤ちゃんによっても合う合わないがあります。
バウンサーで寝てくれる子、寝ずに泣いてしまう子、さまざまです。
coconは購入しませんでしたが、個人的には特にそこまで必要なかったです。
- 息子がよく寝る子だったこと。
- 家事や掃除は、息子が寝ている間にできる分しかしなかったこと。
coconの負担がそれほどなかったことが1番の原因だと思います。
- 夜泣きがひどい、あまり眠ってくれない子だった場合。
- 他に兄弟やペットがいる。
- 仕事ややることが赤ちゃん以外にもたくさんある。
そんな状況の方にはきっととても役立つものだと思います。
なので、バウンサーもまずはレンタルでお試しすることをおすすめします。
お食事に必須のベビーチェア
他のものよりは、よく吟味しながら検討できると思います。
coconは離乳食が始まった5ヶ月ごろは、空気で膨らむバスチェアをお食事用に使っていました。
そのうち、ちゃんと座って食べることの重要性を知ったので、しっかりしたものを購入しました。
ベビーチェアは、少なくとも3歳までは使用するものです。
そして、食べ物を扱うものだから、汚れたり食べかすや汁物を椅子にかけてしまって取れなかったり、扱いが難しいと判断しました。
もちろん、その場ですぐ拭き取ったり洗ったりすれば綺麗なまま保つことができると思います。
ただ、まだ1人で目を離せない赤ちゃんを手に、それを毎回気にするのも、綺麗にリセットするのも・・・
そう思われる方は、購入した方がいいです。
レンタルの場合、自分のものではないので「丁寧に使う」ことが大前提になります。
それを覚悟してでも、レンタルの方がリスクが少ないと考えてしまいます。
リスクだけでいうと、利用金額にも注意が必要です。
お金に特に縛りがない方は結構ですが、購入とレンタル、どちらがお得かも考慮して考えてくださいね。
・・・基本的にはレンタル推し一択のcoconです(汗
ベビー用品の揃え方は人それぞれ
今回は、coconが購入した大型ベビー用品について書いてみました。
そう思っている方は、ぜひ一度常識を置いて考えてみてください。
周りやメディアの情報を普通に信じてしまうと、あれもこれも購入する羽目になります。
そして、それは全て必要か、というとそうでもないこともたくさんあります。
その他の小さなベビー用品は、ご自身の生活スタイルに合わせて購入を考えてみてください。
普段からミニマリストで、必要ないものは買わない方。
そんな方なら、きっとベビー用品は必要最小限で大丈夫です。
それをいつどうやって必要か決めるのかは、実際に赤ちゃんを育てていく過程の中です。
「必要になった時」に購入を考えれば良いのです。
赤ちゃん期に必要だったもの
ちょっとだけ、coconが必要だったものを紹介します。
1洗い替えがたくさん必要な肌着
赤ちゃんの肌着も、たくさん準備しました。
しかしこれは、毎日何回も洗い替え、毎日毎日使いました。
そして、酷使した結果、ヘタってしまったり、黄ばんだり、伸びたりして処分となりました。
coconにとって肌着の大量購入は間違いではありませんでした。
2授乳用クッションはサッ授乳体勢になれる
授乳用クッションも必要でした。
クッションなしで授乳する方法もあります。
しかし、めんどくさがりのcoconには、クッション一つでササッと授乳体型を作れる手軽さが勝ちました。
でも一方で、クッションがなくてもタオルやブランケットで上手に授乳できる方もいます。
使い方、必要性は人それぞれです。
赤ちゃんとの生活の中で必要なら揃えていけば良いのです。
ミニマルになるマインドについては前回の記事に書いています。
ベビー用品の揃え方!全部揃えない。赤ちゃんとミニマルの共存を目指す
不要なものを家の中に溜めない
大型のもの、coconが購入を迷ったもの、実際に買って後悔したものはこのくらいかと思います。
後のものは忘れているか、そもそも買う意識がなかったか。
それ以外のベビー用品に関しても極力購入を避けました。
が、一番ネックになるのは今回お話しした大型のベビー用品です。
一度手にしてしまうと、保管も処分も手間もコストも必要です。
極端な話ですが、収納、保管物が増えるほど住まいのスペースはその「現在使われていないもの」たちで溢れてしまいます。
そして、実際にお家が大きくて保管スペースが無限にある方も良いかと思います。
ただ、繰り返しになりますが、ものはいずれ手放すものです。
大事にとっておいても、いずれ必要なくなります。
- もちろん下の子を期待して、
- 他の方に譲る予定があって、
保管している場合も別です。
ただ、お役目を終えたと感じた時点で、できる限り早めに手放すことが大事です。
早ければ早いほど、ものの価値は保つことができます。
そのものが別の場所でしっかり使われる可能性が高まるのです。
購入意欲が湧くのは当たり前。売り手の戦略…とは言い過ぎでも魅力的に見える。合わなかった違和感は必ずある。そんな時は返品、売る、譲る、素早く行動を。時間が経つほど物の価値は下がり、自分の記憶から追い出される。良い状態で手放せば自分には不必要だった物達もまた光を浴びる。#ミニマリスト
— cocon@ゆるっとミニマリスト (@coconi55) August 28, 2021
自分にとって必要なくなった時すぐにものを手放すのは、結果、「ものを大事にしている」ということにつながります。
その管理ができないなら、
初めから購入自体を考え直すべきだと思うのです。
coconはズボラだし、管理が面倒だから、初めから不要なものは取り入れません。
長たらしく、結局何が言いたいんだ、という感じになってしまいました。
結局、必要かどうかは人それぞれ。
一つ一つ購入に対して丁寧に考え、使用後の活用方法までしっかり考えることが、余分なものを増やさないことにつながります。
何か参考になれば嬉しいです。